3つのキッチンスタイル
2015年6月20日から28日まで原宿で開催された「IKEA METOD GALLERY」では、3つのスタイルが提案されました。スカンジナビアン、モダン、トラディショナル、そしてキッチン以外の場面に応用できるキャビネットの順に動画でご紹介します。画像と合わせて、それぞれの特徴をご覧ください。部屋の広さ、形、インテリアのテイストに合わせて、豊富にあるパーツ展開の中から、扉の色・質感・装飾、ワークトップの素材や色を選んで自由に組み合わせることができます。
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イケアでは、これまでのキッチン商品FAKTUMに代わり、「どこまでも自由なキッチン」の新商品METOD(メトード)へと一新。フレーム、扉、ヒンジ、引き出しなど何もかも新しく開発し、もっと自分らしくアレンジできるキッチンの可能性を追求しています。スカンジナビアンスタイル。扉のないオープン棚との組み合わせ。キャビネットの内側をカラフルにアレンジすることもできる
モダンスタイル。幅2150ミリ、カウンタートップの高さ920ミリの設定になっている。同じスタイルのキッチンワゴンを置いて、アイランド風の使い方に
トラディショナルスタイル。L字型とアイランドの組み合わせ。正面はカップボード
全面リニューアルの背景
なぜキッチンを全面改変したのでしょう。しかも、これまでのキッチンFAKTUMではできなかったことなのか?など、今回の開発の経緯についてイケアに伺ったところ、次のような背景が語られました。- 健康志向
- 道具の多種類化
- LDKとの一体化
- みんなで料理
- わが家らしさの追及
- 効率化
- 体型の変化
「サステナビリティ」「25年保証」、そしてイケアならではの「手ごろな価格」は今まで通り。そして、スペースがない、時間も予算も限られているなかで、「より自分らしく」「もっと機能的に」「もっと創造力豊かに」理想のキッチンを実現する。そのメッセージが、METODに込められています。
日本だけの嬉しい仕様
開発にあたって、寸法体系を見直した点がMETODキッチンの大きな特徴となっていて、そのサイズ展開は次の通りです。ベースキャビネット 幅200、400、600、800 ミリ、高さ800 ミリ
引き出しの高さ 100、200、400 ミリ
ウォールキャビネット 幅200、400、600、800 ミリ、高さ400、600、800、1000 ミリ
150ミリの引き出しは調味料やトレイをしまうのにピッタリ。機能的なキッチン収納にできる
ひとくちにサイズを変えたと言っても、開発と生産の現場では思い切った改変になります。フレーム、扉、引き出し、ヒンジ、収納アクセサリーやオーガナイザーなども一新。その数は、イケアが扱う全商品約9500品目のうち、1割強に相当するそうです。
さらに、METODならではの収納スタイルをご紹介します。