本格的なドリップコーヒーが手軽に楽しめる新スタイル
UCC DRIP POD
いま、コーヒー業界に第三の波・サードウェーブが起きています。コンビニのカウンターコーヒーが本格的になったり、BLUE BOTTLE COFFEEのオープンが話題を集めるなど、その波を実感している人も多いのではないでしょうか。
そんな流れのなか登場したのが、UCCの「
DRIP POD」。厳選された挽きたてのコーヒー粉を個別密封包装した独自の「POD」で、ハンドドリップの味わいが手軽に楽しめる、一杯抽出のドリップコーヒーシステムです。
女性デザイナーを起用し、日本の住まいに馴染みやすいコンパクトサイズや、女性目線で考え抜かれた使い勝手など、美しさと機能性を兼ね備えた新しいスタイルを提案しています。それでは、ガイドの使用感と合わせて、その特徴をお伝えします。
淹れるのも片付けるのも、すべてが簡単便利!
まずはマシンの使い方から。抽出までの工程が非常にシンプルで、初めてでも本当にストレスなく使えるのが最大のメリット!それでは工程ごとにご紹介します。
給水タンクは前後の識別がなく、どちらに向けてもつけられるため、着脱はとてもしやすくストレスがない!
はじめに水タンクをセットします。コーヒーメーカーには当たり前の作業なのですが、この段階ですでに使いやすさを実感。水タンクの着脱が、とってもしやすいんです。タンクが奥になるコーヒーメーカーにとって、タンクの着脱は意外と鬼門。ガイド宅では、手探りでタンクをセットしようとして、水をこぼしてしまうこともしばしば。しかしこのタンクは、上からすっと下ろせばマグネットに誘導され、ピタッと定位置にセットされます。しかも、タンクの前後がなく、どちら側を手前にしてもセットできるリバーシブルタイプ。失敗することなくタンクがセットできるこの仕様は画期的!と感じたガイドでした。
メインスイッチはじめ、すべてのスイッチが天面にあるので、狭いところに置いた時も使いやすい!
さらに特筆したいのは、スイッチ類がすべて天面にあること。コーヒーメーカーは、キッチンや食器棚のカウンターに置く場合、間口が狭く奥行きがあるタイプだと両サイドに他の家電や物を置く可能性は大です。しかし、マシンによっては側面にメインスイッチがあるものがあり、スリムにした意味がないことも。その点、DRIP PODは全て天面で操作ができるので、狭い日本のキッチン事情に最適。使っている時も、使っていない時も、美しく収まるデザインはさすがです!
左上:フタにある丸い部分が開閉ボタン/右上:フタを開けると中にホルダーがある/左下:好みのPODをホルダーにセット/右下:PODの数値と目盛りを合わせる
スイッチをONすると約30秒でスタンバイ完了です。その間にPODを指定の場所にセットします。フタを開けるとホルダーがありますので、そこに好みのPODを入れます。ひとつひとつのPODには、湯量を示す数値が表示されているので、その数値とマシンの目盛りを合わせると、おすすめの湯量で抽出がはじまります。これはあくまで、おすすめなので、変更して好みの濃さにすることも可能です。一杯抽出タイプは湯量の変更がしにくいマシンも多いのですが、ジョグダイヤルで簡単に変更できるので、その日の気分でサッと濃さを変えられるのは、とても便利です。
左上:ドリップトレーは3段階に調整できる/右上:カップの高さに合わせてセット/左下:抽出する飲み物のボタンを押す/右下:約1分で抽出完了
PODのセットが完了したら、カップを置くドリップトレーにカップをセットします。ホルダーの高さは3段階に調節可能で、簡単に変更ができます。抽出口から近い方が、コーヒーが冷めにくく飛び散りにくいので、カップの高さに合わせて使いましょう。あとは「COFFEE・TEA・GREENTEA」から該当の抽出ボタンを押せば抽出開始です。数秒間の蒸らしのあとで抽出が始まり、約1分程度でカップ一杯の抽出が終わります。抽出中は音も振動も少なく、とても静かなのも好感が持てました。
左上:ホルダーの両端にあるつまみでPODごと取り出す/右上:使用済みのPODはそのまま捨てるだけ/左下:ドリップ部分などはキッチンペーパーなどで清潔に/右下:ドリップトレーは分解できる
抽出が簡単なだけでなく、後片付けが簡単なのもうれしいところ。コーヒーメーカーを使うと、コーヒー粉の後始末やドリッパー・コーヒーポットなど、意外と洗い物が多く面倒に感じるものです。しかしDRIP PODなら、ホルダーの両端にある小さな突起をつまんで、PODごと取り出してそのまま捨てるだけ。しかも、液だれを軽減するエアブロー機能があるので、抽出後のPODからポタポタと滴が垂れることがありません。また、ホルダーやカップを置くドリップトレーも簡単にさっと取り外せるので、汚れたら分解して水洗いすればOK。ホルダー周りや本体など、洗えない部分はペーパーナプキンなどで拭けば、清潔に維持できます。
続いては、おいしいコーヒーへの“思い”についてご紹介します>>
取材協力:UCC