4.目をこらすだけでなく全身で受け止める
DIC川村記念美術館が誇るこの部屋は、マーク・ロスコの絵画が並んでいます。マーク・ロスコの部屋(106展示室) 展示風景 撮影:小川重雄
最初は暗いと感じた部屋も、少しずつ明るく感じます。赤色かと思ったら、なんか様子が違う。ただ塗ってるだけかと思ったら、どうも変だ。そんなことを思い始めたあなたを、きっとロスコも天国で笑いながら見てますよ。
5.大きいものが小さく見える?!サイズを体感する
なーんだ、また何か並んでる。フランク・ステラの部屋(201展示室) 展示風景 撮影:小川重雄
ちなみに、こんなにたくさんのステラ作品を見ることができるのは、世界中見渡しても、この展覧会だけかもしれません。
6.うわっ!と口にする
企画展の部屋(203展示室) 展示風景 撮影:小川重雄
基本的に美術館はおしゃべり禁止!というところが多いですが、作品に感動したらそれどころじゃありませんよね。
私のオススメは、天井を突き破って空に向かって飛んでいきそうなパナマレンコの作品。ここが美術館であることを忘れさせるような、想像力をかき立ててくれます。
いかがでしたか?
今回ご紹介した6つの法則があれば、どんな現代美術の美術館や展覧会でも楽しむことができるはず!ぜひおまじないのように、試してみてくださいね。
■展覧会概要
DIC川村記念美術館 外観 撮影:渡邉修
「絵の住処(すみか)-作品が暮らす11の部屋-」
会期:2015年5月26日(火)~2016年1月11日(月・祝)
会場:DIC川村記念美術館