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横浜・石川町にひそむ中華の名店!「中華楼」の海鮮麺

横浜・中華街からちょっとはずれたところに、中華街の名店にも負けないお店があるんです。その名は「中華楼」。自慢の鶏ガラスープからつくられる名物の海鮮麺やフカヒレと白菜の煮込みが絶品です!地元の人がオススメするあまり知られていない穴場店をご紹介します。

菜々山 いく子

執筆者:菜々山 いく子

ランチガイド

 JR石川町駅近くにひそむ中華の名店

中華楼

中華楼

中華街の取材をしていた時のこと。休憩するため、とある喫茶店に入りました。ここで長年、店を営んでいるママさんに何気なくこの界隈でオススメの店を訊いてみることに。

「ちょっと前に中華街から移転しちゃったんだけど」と前置きしたあと、教えてもらったのがJR石川町駅近くにある「中華楼」なのです。

こちらは、戦後間もなく中華街で創業。現在の地に移転したのが2010年のこと。親子2代で切り盛りする家庭的な雰囲気のお店です。

「中華の基本はスープ!」と店主は話します。毎朝、鶏ガラからとるスープがこの店の味を決めているといっても過言ではありません。丁寧にアクをとりつつ煮込んだスープは、雑味のない澄んだ味わい。その底力をすみずみまで堪能できるのが、シンプルな塩味に仕立てられた「海鮮麺」(1080円)。

海鮮麺(1080円)

海鮮麺(1080円)

毎朝、市場から届く新鮮な魚介を使用し、自慢の鶏ガラスープをたっぷり注いだスープをひと口飲めば、あっさりとしつつも、濁りのないキレイな旨みだけが口に広がっていきます。卵を練り込んだ細麺との相性も抜群です。

もうひとつの名物が「フカヒレと白菜の煮込み」(3024円)です。贅沢にフカヒレを丸ごと1枚使っているという逸品。

フカヒレと白菜の煮込み(3024円)

フカヒレと白菜の煮込み(3024円)

こちらはより濃厚に仕上げるため、自慢の鶏ガラスープに加え、さらにじっくり煮込んだ鶏白湯スープも加えているとのこと。さっそく頬張ると、まずはフカヒレのコリコリとした小気味いい歯ごたえを感じます。そして、奥深く複雑みのあるコクや旨みが、舌全体を包んでくれました。

しっかりとした味つけなので、ご飯に乗せて食すのにもピッタリです。これほど贅沢にフカヒレを堪能できて、この値段はお得かも。

さすが地元のヒトがオススメする中華料理店と舌を巻きました。中華街ばかりにスポットライトが当たりがちですが、近くにはこんないい店もあるんです。


■中華楼
【所在地】:神奈川県横浜市中区石川町1-17-14
【電話番号】:045-651-0994
【営業時間】:11:15~15:00(14:30L.O.)、17:00~21:00(20:30L.O.)
【定休日】:火曜
【地図】:Yahoo! 地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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