地域の小児科医院といっても色々あって……という場合

小児科医との連携

我が子の情報を把握してもらったうえでの受診は心強い

とはいえ、初めての育児が始まった頃は、雲をつかむような感じの場合もあるかもしれません。親自身が元々その土地で育ってきた場合には情報が十分にあったり、ある程度の期間暮らしてきた場合には口コミ情報なども得られる場合もあると思います。

しかし、結婚を機に住む土地が変わったり、転勤による引っ越しで、縁もゆかりもなかった土地で子育てが始まる方も少なくないでしょう。そんな中でかかりつけ医を探すには、どんなことが選ぶうえでの視点になるのでしょうか。いくつか挙げてみたいと思います。

・やはり近くて、急な事態に行きやすいことが一番安心。
・0歳の時期に受けられる予防接種を実施している病院一覧(出生届け時にもらう書類に入っている)で、行きやすい距離にある小児科医をピックアップしてみる。
・その中で、もしも近所の人の口コミなどがあれば参考にしたり、診療時間(割と遅くまでやっている、土曜日の診療も午後まであるなど)、スマホで診察申し込みをしたり順番状況を確認できるなど、親にとっても重視したい項目をクリアしているところを挙げてみる。

実は私も今まで5つの土地で子育てをしており、土地が変わるたびにまず課題なのが、「小児科探し」でした。妊娠中や産後2~3ヵ月の引っ越しが多く、その都度0からの子育て環境の構築に不安も感じる中で、上記のような方法で小児科探しをしました。


医者と親の相性も大切

親として小児科の先生に期待する項目も色々ありますが、まずは、
・的確な診断
そして、
・症状やホームケアについてのわかりやすい説明
などが重要になってくるのではないでしょうか。

子どもは場の雰囲気に大きく左右されるので、先生の子どもへの接し方がどうか、それを親がどう感じるかも、通いやすい小児科医院を絞る1つのポイントになります。

その医師の専門分野との兼ね合いもあります。例えば、アレルギーに詳しい、耳鼻科と連携しての中耳炎の治療に力を入れているなど、育児をしていく中で、「この分野に詳しい先生」という希望も出てくると思います。お子さんのタイプを見ながら絞るのも方法です。

人間同士ですからやはり親が感じる相性の問題もあると思います。例えば、近さを優先して通っていたけれど、ホームケアの話から育児の話になり、先生の何げない物言いがこたえたという経験がある方もいるかもしれません。たまたまその時限りということもあるでしょうし、物言いはきつくてもとても親身になってくれているととらえることができれば越したことはありません。しかし、「気軽な相談ができない」と感じてしまう場合もあるでしょう。それもまた悩みどころです。かかりつけ医を選ぶ段階で、「我が家が重視すること」を意識してみてください。

「我が家はここ!」というかかりつけ医が見つかるには少し時間がかかる場合もあるかもしれません。そして、重視した条件のもとでリサーチして決めることができたら、あまり変えないことをおすすめします。理由はもちろん、先に挙げたメリットが薄れてしまうからです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。