写真撮影/風景・夜景を撮る

梅雨に撮りたい写真、3つのシャッターチャンス

雨降りが多い梅雨は野外で写真撮影を行う機会も減りがち。しかし、その季節ならではのシャッターチャンスも少なくありません。今回は、梅雨の時期に撮っておきたいシーンを3つピックアップしました。億劫にならずにぜひ出かけてみてください。

瀬川 陣市

執筆者:瀬川 陣市

写真撮影ガイド

梅雨の時期だからこそ撮りやすい写真・シーンがある

梅雨の時期は外で撮影する機会も自然と減るものですが、この季節だからこそ撮りやすいシーンというのもあります。そこで、梅雨だからこそ撮りたいという場面を3つピックアップしてみました。

意外にも雨の日はシャッターチャンスは多いものです。億劫にならずに、ぜひ撮影を楽しんでみませんか?


雨に濡れたアジサイは美しさ倍増

梅雨の写真

たっぷりと水滴がのったアジサイ。雨上がり直後で撮れる濡れたアジサイはひと味違う梅雨の写真。

梅雨を表す花はなんといっても「アジサイ」です。5月ごろから花を咲かせていますが、見ごろはやはり6月。アジサイはたっぷり水を与えるとよく育ちます。雨が降っているときが、最も生き生きと見えるということです。

雨が降っている最中にはカメラを濡らしてしまう恐れもあり、なかなかレンズは向けにくいもの。そのため、濡れたアジサイを撮る絶好のシャッターチャンスは雨上がりのときです。

雨が上がったなと判断したら、カメラを持ってアジサイの花のあるところまで出かけてみましょう。

たっぷりと雨が降り注がれている花や葉から、撮影するものを選びます。選ぶときのポイントは、花や葉に乗る水滴のバランスのよいものを探すこと。他には、植物の枯れた部分などが雨に流されて花などについていることがあるので、できるだけ付着物がないものを選びます。

水滴の部分も含めた箇所にピント合わせをするとみずみずしさが伝わる写真になりやすくなります。

また、雨上がりに太陽光が差してきたら、その光も上手に利用しましょう。水滴に光の反射を入れてメリハリを強めた風合いにすることもできます。

雨に濡れたアジサイをどのように表現するか、いろいろ試行してみると撮影も楽しめます。

次のページではアジサイ以外の梅雨のシャッターチャンスを紹介します。


  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます