お手頃価格の本格料理でワインを飲ませる、スペインバル入門編
大江戸線「牛込神楽坂」駅から徒歩2分、牛込北町の交差点。人気の名店も多い注目のエリアにある、スペインワインとタパスの店「Bar Maquó(バルマコ)」。居酒屋価格で本格的なスペイン料理を味わえる。ご近所さんならずとも通いたくなるスペインバル。この店にいる者同士、それだけでアミーゴになれちゃうアットホームな空気感。いつ訪れても店内は賑わっており、スペインバル入門編としてもオススメしたい。おひとり様限定でハーフサイズをピッタリ半額で用意してくれるサービスがあり、フラリと立ち寄っても気軽に複数のタパスを楽しめる。
店の中心にはひときわ目を惹く長いカウンター。座るとチャージ400円、立ち飲みだとチャージゼロという本場スペインバルのスタイル。奥には小さなテーブル席が3つ。決して広くはない店内だけど、それがまた、バルマコらしいアットホームな良さを作っている。
客層も非常に幅広い。入り口付近のスタンディングスペースではワイン1杯でサッと帰られるおひとり様、テーブルにはお子様連れ、カウンター席では恋人たちがゆっくり二人の時間を楽しんでいる。
入ってすぐ右手の壁には、大きな額に入った選手の直筆サイン入りユニフォーム。店内のあちらこちらにサッカーグッズが飾られ、ファンは自然とオーナーを囲んでスポーツ観戦の話で盛り上がる。残念ながら店内でのテレビ観戦はできないのだが、プロ野球開幕の日は特に声かけをせずとも、好きなチームのユニフォームを着た常連さんたちが集まってくるとのこと。
オーナーシェフの今村 真(いまむらまこと)さんは、神楽坂の名店「エル・カミーノ」にて16年間シェフを務め、2011年4月29日に「Bar Maquó バルマコ」をオープン。「中日ドラゴンズ」と、スペインバスクのサッカーチーム「レアル・ソシエダ」をこよなく愛すシェフは、サッカーユニフォームがコックコート。穏やかで優しい笑顔にファンも多く、「マコさん」の愛称で親しまれている。
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