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子どもの学費を考えるときのマジックナンバーは+18(2ページ目)

子どもの学費を考えるとき、マジックナンバーを使って具体的な準備計画を立ててみましょう。その数字は18です。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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残された時間を割り算して最低ノルマを考えよう

18というマジックナンバーを「18-子どもの今の年齢」という計算にしてみると残された時間がいよいよ明らかになります。

もし18ー5であれば残り13年でなんとかお金を貯めなければならないということですし、18-10であれば残り8年しかありません。

第一目標は「大学の入学費用」つまり100万円の貯金です。仮に10年なら年10万円ですからがんばればできるはずです。まずはここをやりとげるようにします(高校の入学費用もできれば事前準備しておきましょう)。

第二目標は「大学の通学費用の一部」です。全額をその年の年収から出すことは難しく、半分でもなんとかできると50代がぐっとラクになります。仮に半分なら目標は280万円です。

こちらは入学金よりキツい目標ですが、時間を使えば無理な数字ではありません。仮に10年があれば、毎年28万円ですし、さらに「毎月1万円とボーナスごと8万円」のように分解していけば決して不可能ではないはずです。

もし可能であれば、子どもが小学校のうちにスパートをかけるようにしてください。中学2年以降は塾の費用などが気になりますし、高校に入れば目の前の学費で精一杯になるからです。

学費に掛けたお金が戻ってくるとは考えてはいけない

ところで、子どもの学費にかけたお金については「将来子どもから回収できる」と思わないことが大切です。これは発想の逆転というより、これからの常識と考えて欲しいことです。

明治時代や昭和初期なら、借金してでも子どもを大学に通わせることで、子どもが高所得者になり自分の老後の面倒を見てくれる時代でした。

当然ながら今の時代に同じことは無理です。20~30代の子どもが、結婚して自分の家庭をもち、子育てをスタートすれば、今の年収で親の面倒を見る余裕はありません。

学費の準備は早周りして行い、自分の老後の準備も忘れずに行ってください。また、どうしても両立が難しいのであれば、子どもに奨学金を取ってもらうことも検討してください。

「18」という数字をきっかけにして、自分の老後も子どもの学費も、ダブルで備えるきっかけになれば、と思います。
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