大正11年創業の「ときわ食堂」さんで定食をいただく
ときわ食堂というと、東京のあちらこちらにある。 巣鴨を散歩した記事でもときわ食堂を訪れている。こちらのお店のホームページによれば大正11年に今の業平橋あたりで、ときわ食堂総本店の第5支店として初代が創業したそうだ。
ときわ食堂というのは、明治、大正時代に上野、浅草あたりで隆盛をほこった料亭「常盤花壇」から出た食堂なのだそうだ。このお店が偉いなと思うのは、観光地だけれど、大衆食堂として、近隣の人たちにも愛されているということだと思う。
お昼すぎだが、少し並んでいた。ほどなく中に案内される。A定食の「野菜 たまごとじ 納豆 680円」をいただくことにした。外の看板にはなかったが店内のものには、「本日の定食 大盛り同額で!」とあった。こういうところがうれしいね。自分は大盛りにはしないけど、若い人には大いに食べてほしい。
定食が運ばれてきた。あれ、ちょっと予想とは違っている。鉄鍋いっぱいに野菜が卵でとじられているようだ。いただいてみると出汁のきいた卵に、キャベツや玉ねぎなどがとじられている。これはご飯がすすむ。味は家庭の味だ。お味噌汁やご飯、納豆もおいしい。
■浅草 ときわ食堂
東京都台東区浅草1-3-3
[平日]
9:00~22:30
[土・日・祝]
8:00~22:30
定休日:水曜日
【関連サイト】
浅草 ときわ食堂