年上の女性はいかが?
実際、厚労省の調査によると、1970年には夫が3歳年上の夫婦が最も多かったのに対し、2010年には夫婦同年齢が最も多くなっている。また、2010年には、妻が年上の夫婦が24パーセントを占めた。同年齢20パーセントと合わせると、44パーセントが夫が年上ではない夫婦となる。つまり、夫が年上の夫婦は5割強。1970年には、夫が年上の夫婦が8割を占めていたことを考えると、夫婦の年齢差の変遷は興味深い。
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
女性が年上のカップルが増えた理由として、男性が草食と化したからだとか、マザコン男性が増加したからだとか、巷ではいろいろな理由が挙げられている。どれも正解のような正解でないような……。今の時代、3歳や4が最も多かったのに対し、2010年には夫婦同年齢が最も多くなっている。また、2010年には、妻が年上の夫婦が24パーセントを占めた。同年齢20パーセントと合わせると、44パーセントが夫が年上ではない夫婦となる。つまり、夫が年上の夫婦は5割強。1970年には、夫が年上の夫婦が8割を占めていたことを考えると、夫婦の年齢差の変遷は興味深い。
<目次>
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
一回り以上年上の彼女が彼氏に思う、「年下だから許せる」はウソ?
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
女性が年上のカップルが増えた理由として、男性が草食と化したからだとか、マザコン男性が増加したからだとか、巷ではいろいろな理由が挙げられている。どれも正解のような正解でないような……。
今の時代、3歳や4歳の年の差は誰も気にしない。ただ、一回り以上年が上となると、女性たちも最初は戸惑うらしい。
サキエさん(仮名=43歳)は、年前に13歳年下の男性と知り合った。彼は当時28歳。
「仕事関係のパーティで声をかけられて……。彼は知り合いがいないというので、いろいろ紹介したんです。それで一段落したところでふたりで話していたら、お互いに趣味が登山だとわかって。私はハイキングに毛が生えた程度だけど、彼は大学時代にワンゲル部だったそう。今度一緒に行けたらいいね、という話からどんどん盛り上がっていったんです」
彼が所属している登山のサークルに、彼女も入れてもらった。最初から周りは「彼女扱い」だったようだ。だが、サキエさんは気に留めなかった。13歳も年下の男性とつきあうことにはならないと思っていたからだ。
「でも彼が口説いてきたのはもっとあとなんですよ。一度、みんなで一緒に軽い登山に行った日の帰りに、ふたりきりで食事したときです。『つきあってください』って。私が真っ先に言ったのは、『なにをふざけてるの』だった」
だが、彼は本気だったようだ。同年代の女性とつきあったことがあるが、うまくいかなかった。自分はあなたのような女性を求めていたのだと思う。年上だから好きになったわけじゃない、あなたが好きなんだと彼は口説き続けた。
「つきあってどうなるの、と思いました。私は20代で短い結婚生活を送ったことがある。だから結婚するつもりはない。つきあうとしても、あなたは若すぎる。そう言い続けました。だけど彼、めげないんですよ。『とにかくつきあってほしい。そのあとはどうなるかわからないけど、お互いに理解し合えたら、僕は結婚も視野に入れている』と。押し切られてつきあうようになりました」
実際につきあってみると、彼女が思っていたほど年の差は感じないと言う。それはおそらく、彼自身が言ったように、「年上だから好きになったわけではない」からだろう。彼女に甘えたくてつきあおうとしたわけではない。彼は精神的に大人なのではないだろうか。
「私も最初はそう思った。だけど違う。小さなことなら許せるけど、それは年齢に関係なく、相手をどこまで許容できるかの問題。大きなことが起こったときは、年下であるがゆえに怒りも激しくなることがあると思うんです」
そう言うのは、ユリコさん(48歳)だ。
ユリコさんは、親が経営していた飲食店を継ぎ、現在はひとりで営んでいる。16歳年下の彼はお客さんのひとり。毎日のように足繁く通ってくるうち、彼女も心を許すようになった。
「私が40歳になったときから8対し、2010年には夫婦同年齢が最も多くなっている。また、2010年には、妻が年上の夫婦が24パーセントを占めた。同年齢20パーセントと合わせると、44パーセントが夫が年上ではない夫婦となる。つまり、夫が年上の夫婦は5割強。1970年には、夫が年上の夫婦が8割を占めていたことを考えると、夫婦の年齢差の変遷は興味深い。
サキエさん(仮名=43歳)は、年前に13歳年下の男性と知り合った。彼は当時28歳。
「仕事関係のパーティで声をかけられて……。彼は知り合いがいないというので、いろいろ紹介したんです。それで一段落したところでふたりで話していたら、お互いに趣味が登山だとわかって。私はハイキングに毛が生えた程度だけど、彼は大学時代にワンゲル部だったそう。今度一緒に行けたらいいね、という話からどんどん盛り上がっていったんです」
彼が所属している登山のサークルに、彼女も入れてもらった。最初から周りは「彼女扱い」だったようだ。だが、サキエさんは気に留めなかった。13歳も年下の男性とつきあうことにはならないと思っていたからだ。
「でも彼が口説いてきたのはもっとあとなんですよ。一度、みんなで一緒に軽い登山に行った日の帰りに、ふたりきりで食事したときです。『つきあってください』って。私が真っ先に言ったのは、『なにをふざけてるの』だった」
だが、彼は本気だったようだ。同年代の女性とつきあったことがあるが、うまくいかなかった。自分はあなたのような女性を求めていたのだと思う。年上だから好きになったわけじゃない、あなたが好きなんだと彼は口説き続けた。
「つきあってどうなるの、と思いました。私は20代で短い結婚生活を送ったことがある。だから結婚するつもりはない。つきあうとしても、あなたは若すぎる。そう言い続けました。だけど彼、めげないんですよ。『とにかくつきあってほしい。そのあとはどうなるかわからないけど、お互いに理解し合えたら、僕は結婚も視野に入れている』と。押し切られてつきあうようになりました」
実際につきあってみると、彼女が思っていたほど年の差は感じないと言う。それはおそらく、彼自身が言ったように、「年上だから好きになったわけではない」からだろう。彼女に甘えたくてつきあおうとしたわけではない。彼は精神的に大人なのではないだろうか。
一回り以上年上の彼女が彼氏に思う、「年下だから許せる」はウソ?
年下男性とつきあう女性の多くが、「同年代にされたら腹が立つことでも、相手が年下なら許せちゃう。だからうまくいくのかもしれない」と言う。それは本当だろうか。「私も最初はそう思った。だけど違う。小さなことなら許せるけど、それは年齢に関係なく、相手をどこまで許容できるかの問題。大きなことが起こったときは、年下であるがゆえに怒りも激しくなることがあると思うんです」
そう言うのは、ユリコさん(48歳)だ。
ユリコさんは、親が経営していた飲食店を継ぎ、現在はひとりで営んでいる。16歳年下の彼はお客さんのひとり。毎日のように足繁く通ってくるうち、彼女も心を許すようになった。
「私が40歳になったときから8対し、2010年には夫婦同年齢が最も多くなっている。また、2010年には、妻が年上の夫婦が24パーセントを占めた。同年齢20パーセントと合わせると、44パーセントが夫が年上ではない夫婦となる。つまり、夫が年上の夫婦は5割強。1970年には、夫が年上の夫婦が8割を占めていたことを考えると、夫婦の年齢差の変遷は興味深い。
<目次>
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
一回り以上年上の彼女が彼氏に思う、「年下だから許せる」はウソ?
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
女性が年上のカップルが増えた理由として、男性が草食と化したからだとか、マザコン男性が増加したからだとか、巷ではいろいろな理由が挙げられている。どれも正解のような正解でないような……。
今の時代、3歳や4が最も多かったのに対し、2010年には夫婦同年齢が最も多くなっている。また、2010年には、妻が年上の夫婦が24パーセントを占めた。同年齢20パーセントと合わせると、44パーセントが夫が年上ではない夫婦となる。つまり、夫が年上の夫婦は5割強。1970年には、夫が年上の夫婦が8割を占めていたことを考えると、夫婦の年齢差の変遷は興味深い。
<目次>
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
一回り以上年上の彼女が彼氏に思う、「年下だから許せる」はウソ?
一回り以上年上の彼女と年下男性、恋愛関係の実態とは?
女性が年上のカップルが増えた理由として、男性が草食と化したからだとか、マザコン男性が増加したからだとか、巷ではいろいろな理由が挙げられている。どれも正解のような正解でないような……。
今の時代、3歳や4歳の年の差は誰も気にしない。ただ、一回り以上年が上となると、女性たちも最初は戸惑うらしい。
サキエさん(仮名=43歳)は、年前に13歳年下の男性と知り合った。彼は当時28歳。
「仕事関係のパーティで声をかけられて……。彼は知り合いがいないというので、いろいろ紹介したんです。それで一段落したところでふたりで話していたら、お互いに趣味が登山だとわかって。私はハイキングに毛が生えた程度だけど、彼は大学時代にワンゲル部だったそう。今度一緒に行けたらいいね、という話からどんどん盛り上がっていったんです」
彼が所属している登山のサークルに、彼女も入れてもらった。最初から周りは「彼女扱い」だったようだ。だが、サキエさんは気に留めなかった。13歳も年下の男性とつきあうことにはならないと思っていたからだ。
「でも彼が口説いてきたのはもっとあとなんですよ。一度、みんなで一緒に軽い登山に行った日の帰りに、ふたりきりで食事したときです。『つきあってください』って。私が真っ先に言ったのは、『なにをふざけてるの』だった」
だが、彼は本気だったようだ。同年代の女性とつきあったことがあるが、うまくいかなかった。自分はあなたのような女性を求めていたのだと思う。年上だから好きになったわけじゃない、あなたが好きなんだと彼は口説き続けた。
「つきあってどうなるの、と思いました。私は20代で短い結婚生活を送ったことがある。だから結婚するつもりはない。つきあうとしても、あなたは若すぎる。そう言い続けました。だけど彼、めげないんですよ。『とにかくつきあってほしい。そのあとはどうなるかわからないけど、お互いに理解し合えたら、僕は結婚も視野に入れている』と。押し切られてつきあうようになりました」
実際につきあってみると、彼女が思っていたほど年の差は感じないと言う。それはおそらく、彼自身が言ったように、「年上だから好きになったわけではない」からだろう。彼女に甘えたくてつきあおうとしたわけではない。彼は精神的に大人なのではないだろうか。
一回り以上年上の彼女が彼氏に思う、「年下だから許せる」はウソ?
年下男性とつきあう女性の多くが、「同年代にされたら腹が立つことでも、相手が年下なら許せちゃう。だからうまくいくのかもしれない」と言う。それは本当だろうか。
「私も最初はそう思った。だけど違う。小さなことなら許せるけど、それは年齢に関係なく、相手をどこまで許容できるかの問題。大きなことが起こったときは、年下であるがゆえに怒りも激しくなることがあると思うんです」
そう言うのは、ユリコさん(48歳)だ。
ユリコさんは、親が経営していた飲食店を継ぎ、現在はひとりで営んでいる。16歳年下の彼はお客さんのひとり。毎日のように足繁く通ってくるうち、彼女も心を許すようになった。
「私が40歳になったときから8年間、一緒に住んでいました。3年前、彼は会社を辞めて独立。そのときもずいぶん物心両面で応援したんです。でも結局、彼は私に甘えたあげく、自分の会社にバイトに来た女の子とつきあうようになってしまった。つい最近、私から別れを告げ、家を出て行ってもらいました。彼女のところに転がり込んだみたいですね」
ショックではあったが、いつかこんな日がくるはずだとユリコさんは覚悟していたという。
「彼が私を利用したとは思いたくない。だけど結果的にはそうなってしまった。私自身も甘かったのは、彼が年下だったからでしょうね。同世代だったら、独立するときに、もっと考えてからにしたほうがいいとアドバイスしたと思う」
年下の彼が当然のように女性に甘える。女性もそれを受け入れ、甘やかしてしまう。そんな関係になると、男女としてはひずみが出てくるのかもしれない。
愛さえあれば年齢は関係ない。それが理想ではある。だが、年齢差がもたらす感覚や心理の差も小さくはない。特に女性が年上の場合は、相手に男ならではのプライドがありすぎてもなさすぎても、うまくいかなくなる恐れがあるように思う。
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ショックではあったが、いつかこんな日がくるはずだとユリコさんは覚悟していたという。
「彼が私を利用したとは思いたくない。だけど結果的にはそうなってしまった。私自身も甘かったのは、彼が年下だったからでしょうね。同世代だったら、独立するときに、もっと考えてからにしたほうがいいとアドバイスしたと思う」
年下の彼が当然のように女性に甘える。女性もそれを受け入れ、甘やかしてしまう。そんな関係になると、男女としてはひずみが出てくるのかもしれない。
愛さえあれば年齢は関係ない。それが理想ではある。だが、年齢差がもたらす感覚や心理の差も小さくはない。特に女性が年上の場合は、相手に男ならではのプライドがありすぎてもなさすぎても、うまくいかなくなる恐れがあるように思う。
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