タンデムパラグライディング
高台から飛び立つ瞬間！
飛行内容だが、もちろん操縦はプロのパイロットにお任せ。空飛ぶブランコさながらの空中散歩を約20分ほど楽しみながら、高台から約800ｍほどの標高差を降りてくる。
今回紹介するアクティビティの運営会社パラグライディング・インターラーケンではヘルメット、靴、ジャケットなどを貸し出ししているので、カメラ片手に身一つで挑戦が可能だ。
旅の合間に体験でき、短時間で非日常を味わえる気軽さが観光客にも人気となっている。
なお、パラグライディングは風、天気、装備、技術などの基本的な安全性が維持されていれば他の一般的なスポーツと同様の危険リスクとされている。そのため、各保険会社でも「危険スポーツ」として扱っていないので、この点を確認してから楽しもう。
インターラーケンで飛ぶ魅力
アイガー・メンヒ・ユングフラウを背景に！
眼下に伝統的な木造りの家々が散らばり、氷河を湛えたアルプス山脈の風光明媚な美しさは勿論のこと、自然・気象条件に恵まれている。
氷河の溶け水を湛えたトゥーン湖とブリエンツ湖という二つの湖と隣り合い、南側に4,000mクラスのアルプスという大自然の壁があることで、温度変化を受けにくく、晴天率が高くなる。ここは、まさにパラグライダーにはもってこいの場所なのだ。年間で300日以上の飛行を可能にしているというのだから、驚きだ。
風を読みながら楽しむ空中散歩はまさに圧巻。観光で訪れた際にはぜひチャレンジしてみたい。
スイスで唯一の日本人パイロット
この村在住の三木文夫氏はパラグライディング・インターラーケン（下記データ参照）に所属。もともとは個人で飛ぶレース競技に参加していた腕前だ。冬はスキー教師としても活動しスイス在住歴は約18年。 ラジオつくば FM 84.2のパーソナリティとして、スイスの日常を伝えている顔としても有名。「やっぱり日本語で説明してもらえると、安心！」というかたは、指名リクエストにもこたえてくれるので、所属会社に問い合わせてみよう。
＜DATA＞
専用車での送迎
■Paragliding Interlaken GmbH
住所： Höheweg 115 , 3800 Interlaken
アクセス：インターラーケン・オスト駅から徒歩7分（ Restaurant Des Alpes前 ）
TEL：+41 (0)33 823 82 33
