ここは京都市役所がある、烏丸御池交差点。人通りも、車の交通量も多いオフィス街です。アーティストの矢津吉隆さんが「この大きな交差点に、アート作品がある」と連れて来てくれました。

交差点から宇宙を感じる

矢津「これ、これです!」
藤田「枝豆の形をしたオブジェですか?」
首を横に振る矢津さんが指しているのは、現代美術のアーティストの野村仁(のむら・ひとし)さんの作品。

野村仁undefined《宇宙の時間》

野村仁 《宇宙の時間》


 

矢津「野村さんは、時間や宇宙をテーマにしているアーティスト。宇宙ができて、星が生まれて、太陽系ができて、月が満ち欠けして、という長い時間を私たち人間は見てきました。野村さんはこの枝豆のように見える立体作品で、時間とともに移り変わる金環食を表現したのです。私たち人間が、宇宙と過ごしてきた『時間の流れ』を表現したのでしょう」

野村仁undefined《宇宙の時間》undefined夜は違う作品のように見えます

野村仁 《宇宙の時間》 夜は違う作品のように見えます


 

藤田「枝豆のオブジェは時計ですか?」
矢津「ただの時計というよりは、宇宙から見たとき、いまの地球、いまの京都の時間、を指しています」

そんな話を聞きながら作品を見ていると、交差点に立っているはずが、宇宙のかなたに行ってしまった気持ちになってしまいます!