雑貨/インテリア雑貨関連情報

御茶ノ水 小さな文具レーベル・ユルリク(2ページ目)

クリエイティブユニット・yuruliku(ユルリク)が御茶ノ水にアトリエをお引越しました。週末だけショップもオープン。ちょっぴりユーモラスで温かく、ワクワク楽しい気分にさせてくれるyurulikuの商品を手に取ることができます。

江澤 香織

執筆者:江澤 香織

雑貨ガイド

アトリエにも”草むら”がありました。

むむ、本から草が生えている?!


さて、yurulikuの注目の新作が、「GreenMarker(グリーンマーカー)」。なんと "草むらになる付箋"です。写真の本も見事な草むらになってます!本や書類に付箋がいっぱい付いていると、どことなく憂鬱な気分になりますが、草むらがどんどん増えていくのなら、なんだか愉快になってくるから不思議。本の間から、ひょこひょこと草が生えている姿は、見た目にも清々しくユーモラスで、なかなか気持ちの良いものです。殺伐としたオフィスもちょっぴり和むかもしれません。草むらが増えるほど知識も増えて、受験勉強も楽しくできるかも?!”草むら”という単純ながら思いがけない発想がイイ!これは万国共通の親しみやすさがあるようで、海外からもときどき注文が来るそうです。世界のあちこちのオフィスや学校に、小さな草むらができているって、考えるだけでもワクワクしますね。
(詳しい開発ストーリーはこちらをどうぞ)。
ブラジルやイスラエルから注文が来たこともあったそうです。

ブラジルやイスラエルから注文が来たこともあったそうです。


ショップスペースには、yurulikuのテーマである”暮らしの中の小さなユーモア”を感じさせる文具たちがのんびりほのぼのと並んでいます。そしてアトリエの一角にはミシンが2台。今でも商品の半分はハンドメイドで、サンプルは全て自分達で作っているそうです。
「作ってみて分かることって結構あるんです。デザインから制作、販売まで全ての工程を自分達で通してやってみて気づくことは多く、考える範囲が広くなりました。どうやってやれば一番いいのか、その仕事のバランスはまだまだ試行錯誤が続いていますが・・・。基本的に”楽しい”ということが、続けられる秘訣かもしれません。例えば職人さんとやり取りするときも、いつの間にか職人同士のマニアックな会話になっていたりして、癒されるし励まされるし、本当に楽しくて勉強になります」。
文具との程よい関係が心地良いプロダクトたち。

文具との程よい関係が心地良い、yurulikuのプロダクトたち。オンラインショップでも購入可能です。


機能的で使いやすいものではあるけれど、それだけでもない。目には見えない、人と人、人とモノとの関わり、ぬくもりのようなものでありたい、というのがyurulikuが考えるプロダクト。ゆっくりじっくり、でも少しずつ着実に進んで、確かなモノづくりをするyurulikuの商品に、今後も目が離せません。アトリエでは、新たな情報発信の場として、新作発表はもちろん、様々な企画展もゆっくりと計画中だそうです。
池上さんとオオネダさん。

池上さんとオオネダさん。



■BUNGU AND DESIGN yuruliku■  ※6月5日(土)よりオープン!

東京都千代田区外神田2-1-3東進ビル新館B1
Open:12:00 - 19:00(金・土) 
※不定休日あり。オープン日はこちらでご確認下さい。
Tel:03-6206-8681
http://www.yuruliku.com/
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