ちょっとした油断が、うっかり日焼けを招く
けれど、一瞬洗濯物を干すだけ、ごみを出しに行くだけ、そこのコンビニまで……といった時は、ちょっとだけだから大丈夫と油断している人も少なくないのではないでしょうか?
この少しの油断が、「うっかり日焼け」を招いてしまうのです。
では、それを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?うっかり日焼けを防ぐ5つのポイントを、紹介していきましょう。
【うっかり日焼けを防ぐ5つのポイント】
ポイント1 SPFよりPA重視
UVケアアイテムには、UV-Bを防ぐ効果のあるSPFと、UV-Aを防ぐ効果のあるPAが明記されています。ついつい、SPFの数値ばかりを気にしてしまいますが、うっかり日焼けを防ぐなら、UV-A対策ができるPAを優先するのが効果的。何故かというと、UV-Aは波長が長く窓ガラスも透過するので、屋外のみならず室内にいても注意が必要だからです。また、UV-Aで肌が日焼けするわけではないため、実際に浴びてしまったことに気づきにくいという厄介な特徴もあります。
ポイント2 室内・曇り・日陰でもUVケアをサボらない
室内は安全は昔の話
そのため、すぐにメイクをしない場合でも、スキンケアの後は即UVケアアイテムを付けるようにしましょう。
また、屋外の日陰や曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。加えて、地面からの照り返しも侮れません。日傘やサングラス、手袋などのプラスアルファも重要です。
ポイント3 初夏、特に5月は要注意
1年のうちでうっかり日焼けしやすい季節は、なんと5月。4月の後半から5月前半にかけて、紫外線量は格段に増加します。でも、この時期はまだ暑さも本格的ではないから、軽めの対策で大丈夫と思っている人が多く、UVケアも手を抜きがち。こういった紫外線に対する意識が低い5月こそ、うっかり日焼けをしてしまう可能性が大きいので注意が必要です。
ポイント4 こまめな塗り直しは必須
UVケアアイテムは、1度塗ったからといって、1日中紫外線からガードしてくれるわけではありません。こまめな塗り直しが必要です。目安としては、天候や肌の状態にもよりますが、基本的には2~3時間に1回程度がオススメ。特に夏場は、汗などで落ちてしまうため、数値が高いからといっても油断は禁物です。
ポイント5 髪のUVケアも忘れずに
髪の毛もうっかり日焼けしてます!
髪の毛が日焼けをするとたんぱく質が分解し、枝毛切れ毛の原因に。また、色素の元であるメラニンも分解してしまうので、赤茶色っぽくなってしまうこともあります。
パサつきもひどくなるので、髪にも使えるスプレータイプのUVケアアイテムやUVケア効果のあるトリートメントを使うと良いでしょう。
ちなみに一番日差しが強くなるのは、午前10時から午後2時前後。1日の紫外線量の約50%以上を占めているので、この時間帯に外出する際は特に気をつけましょう。
次のページでは、「正しいUVケアアイテムの塗り方と体の中から紫外線ケアする方法」をご紹介します。