イケアが提案する未来のキッチン
家具小売り最大手IKEA(イケア)は、すでに私たちにとっても広く知られたショップですが、店舗の立地は郊外というのが各国共通のこと。そのイケアが「IKEAtemporary」として、ミラノ市内(Via Vigervano 18)にオープンしています。開店は2015年4月10日から9月30日まで。1,400平米の2層店舗には、売れ筋の商品とレストラン、キッチンスタジオでのイベントなどお楽しみがいっぱい。FUORISALONE IKEAtemporaryの店舗
見た目には収納と作業台のあるシプルなキッチン。使う道具や食材が少なくなれば、コンパクトに。今後ますます貴重な資源となる、水をろ過して再利用する仕組みもある。FUORISALONE IKEA Temporary会場での展示
スキャン機能をもった作業台として、情報と一体化したガラス技術が使えるのでは?そんな連想をかきたてる刺激的な提案。上:鮮度保持機能をもつ収納容器の説明パネル 下:食品スキャン機能の説明用テーブル FUORISALONE IKEA Temporary会場での展示
今から10年前に、iPhoneのようなスマートフォンが普及することを予想できたでしょうか。未来と言っても、IT技術は開発スピードが速いので、実現する日が近いはず。デザインとITが私たちの暮らしをどう変えていくのか?イケアの研究開発を含めて、今後の動向から目が離せません。