iPhoneでMacをコントロールする
次に、iPhoneからMacを操作することができるアプリケーションを紹介しましょう。リモートコントロールから、MacBookのマルチタッチトラックパッドを模したものまで、楽しいアプリケーションがたくさんあります。
■Remote(iTunes)
Wi-Fi経由でMacに入っている音楽などをiPhoneからコントロールし、再生できます。アップル純正のiPhoneアプリです。
■Remote(Keynote)
Wi-Fi経由でMac上で動作するKeynoteのスライドショーをコントロールします。iPhone上で発表者ノートを見ることができるので、動き回りながらもスライドの狙いや伝えるべきキーワードをしっかり見直すことができます。アップル純正のiPhoneアプリです。
■iTap
iPhoneをMacBookのトラックパッド&キーボードにできるアプリ。2本指スクロールはもちろん、拡大/縮小および回転、3本指スワイプによる進む/戻るの操作、4本指スワイプによるExposé/デスクトップ表示もサポートします。
MacBookをメインに使っているのならあまり使うことはないかもしれませんが、iMacなどのデスクトップでこれらのジェスチャーを使ったり、離れた位置からMacをリモートコントロールするのにも最適です。
■MungoGamer Remote Steering Wheel
Mac用のゲームとして最近話題なのが「Steam」です。さらに昔からある「MGJ SHOP」ではたくさんの海外Macゲームが購入できます。しかしゲームを楽しむには専用のコントローラが必須。中でもレースゲームはステアリングなしではとてもプレイできません。そんな場合には、この「MungoGamer Remote Steering Wheel」を使いましょう。iPhoneがレースゲーム用のステアリングに変身します。
使い方は簡単。無線LANでMacとiPhoneが接続されている環境で、Mac用の「MungoServer」とiPhone用の「MungoGamer Remote Steering Wheel」両方をインストールしてそれぞれ起動し、iPhone側で表示されるMacの名前をタップするだけ。あとはMacでゲームを起動して楽しみましょう。
操作性についてはColin McRae Rallyのデモ版で動作を確認しました。反応速度も申し分なく、とても楽しく遊べますよ!
次ページでは、MacにつなぐだけでiPhone内のカメラ画像を自動で取り込むアプリをご紹介します。