今年も「PTA5月病」の季節が来た?

PTA疲れ

慣れないPTA疲れ、その理由とは?

PTAというと「ストレス」「疲れる」「無駄」「人間関係が難しい」など、とかくマイナスのイメージで語られがち。就園・就学前の子どもを育てる若いママにとっては、まだ知らないがゆえに怖くて仕方ないものなのだとか。でも、「自分の子どもたちが学び暮らす環境を学校と家庭と地域とで整え、見守る」という本来のPTA活動のあり方や意義から考えると、あまりにも悪いイメージが独り歩きしているという印象です。

また、新学年が始まった4月はとにかく新しいことばかりで目一杯だったのが、懇談会や何やらでPTA役員や委員を引き受けることとなり、5月になって実際に組織を動かし始めると問題が噴出して疲れ切ってしまう、という「PTA5月病」も。PTAは怖くないし、むしろやった人たちから「楽しかった、やってよかった」というコメントさえ生まれるPTA活動だってたくさん存在します。そのPTAは、他のPTAと何が違うのでしょうか? どうせ一年間やるなら、楽しく良いものにしたいですよね。個人レベルから、ちょっとした考え方改革をしませんか。

5月はコース修正の月と心得て

約20年の子育てを通して国内外のPTAなるものにずっと関わり、昨年度は日本の公立小学校のPTA本部役員も終了した身として言えること。

「やっぱり5月は疲れちゃうものなんですよ」。

そう、昨年5月から6月にかけて、私が所属していたPTA本部では役員がバタバタと病気や怪我で倒れていきました。身体の丈夫な私は倒れなかった分、仕事と家庭とPTAとのバランスでいっぱいいっぱいになって、じめじめと涙目でやけ酒を飲んでいた夜がありました。立派なアラフォーのお母さんたちが泣きながら本音でぶつかるという、「青春かっ!」というような熱い場面も、そういえば6月でした。

なぜでしょうか? 「子育ての5月病、燃え尽きる母たち」でもゴールデンウィーク明けの母たちの涙の理由を書きましたが、4月は家庭でも学校でも学年が新しくなって始動したあれこれを決めて調整するだけで精一杯で、5月になってから不協和音や機能不全など、問題点がどんどん出てくるからです。そしてPTAでは自分たちの所属する狭い場所(単独の委員会や単位PTA)だけでなく、もっと広い範囲での関係性(学区内他校や、自治会、市区町村との横の繋がり)も見えてきます。さらに、それまで大人しかったはずの方角からも、「もうそろそろいいかな」と本領発揮(?)で予想外の色々な要求が飛んできたりします。5月~6月こそ組織やスケジュールの見直し、微調整が必要になるのです。

>>>世間で言われるPTAのストレスの根源とは……