子供は本来、ネガティブな感情をうまく処理する能力を持っている

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泣いているお母さんの姿を 見て、「自分が守ってあげなきゃ……」と感じ、そっと背中に手を置いてくれる素直な優しさと強さの芽が育まれるのも、こういうところからでしょう

幼い子供がお友達と遊んでいて、おもちゃを貸してもらえなかったとお母さんの所に走り寄り、思いっきり泣いたかと思うと、後はケロッとして、他のおもちゃで遊び始めることがありますね。

それは泣くことによって自分の中でエネルギーを上手に発散させ処理させているのです。

子供は本来、悲しさや悔しさを泣くことによって、発散させ、処理する能力を持っています。それを親は、妨げないように子供に接しあげましょう。

では次にその具体的な親の関わり方をお伝えします。
 

その1 泣いている時は、子供の気持ちや行為を受け入れましょう

「大声で泣いても大丈夫よ」
「泣いているあなたも好き」という気持ちが伝わるようにしっかり抱きしめてあげてください。それによって、子供はどんな自分でも認めてもらえる、泣いている自分でもありのままを受け入れてもられると感じ、心の中に湧き起こった感情を素直に出していけるようになるでしょう。
 

その2 親も時々は、弱い所や短所を見せましょう

「お母さんも算数は苦手だったの」
「お母さんも子どもの頃は、ピーマン嫌いだったわ」と言うことで子どもはホッとする安堵感を覚えるでしょう。

「お母さんもよく間違えるのよ」という言葉で、子どもは精神的に救われることもあります。もし親が間違ったら「ごめんなさい」と言って謝る姿を見せれば、子どもに素直に謝ることを学ばせる機会になります。

いつも完璧な親よりも、悲しいときや悔しいときは泣いている姿を見せることによって、子供は「自分も泣いてもいいんだ」 と感じ、泣きたい気持ちを上手く発散させ処理させていく方法を見出すでしょう。
 

泣きたい気持ちをうまく表現できる子は、人にも優しくなれる

ネガティブな泣きたい気持ちを上手く発散させ処理できる子どもは、弱い他者の気持ちにも寄り添うことができ、優しさと強さを育むことに繋がります。

泣いているお母さんの姿を見て、「自分が守ってあげなきゃ……」と感じ、そっと背中に手を置いてくれる素直な優しさと強さの芽が育まれるのも、こういうところからでしょう。

たまには、親も肩の力を抜いて、子どもに弱いところを見せてみるのはいかがでしょうか。


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