ブラジル/ブラジル基本情報

水道水は飲める?ブラジル旅行で知っておくべき豆知識

日本では想像もつかない習慣の違いで、旅行中、思わぬトラブルも? 会計の仕方から、トイレ、タクシー事情まで出発前に知っておきたい身近なネタをご紹介します。

山本 綾子

執筆者:山本 綾子

ブラジルガイド

日曜日の買い物、月曜日の観光は要注意

日曜日の昼下がり

日曜日の昼下がり、閑散とした広場(リオデジャネイロのシネランジア広場)

日曜日はほとんどのお店が定休日です。仕事も休みなので、普段、渋滞がひどい大通りもガランとした街並みに変わります。ショッピングセンターは大抵14時から開店(フードコートはお昼も営業)、祝日は終日閉店というケースもあるのでご注意ください。

一方、月曜日は、多くの博物館・美術館の定休日になります。さらに、レストランは日曜日の夜と月曜日を終日定休とするお店も多いようです。どうしても行きたい観光地やレストランがある場合は、事前に確認して予定を立てましょう。

食後の会計はテーブルで

ワイアレス端末で簡単決済

カード支払いは、ワイアレス端末で簡単決済

ブラジルではヨーロッパなどと同じように、レストランやバールでの会計はテーブルで行います。セルフサービス以外のお店であれば、食後に「コンタ・ポル・ファボール(Conta por favor、お会計お願いします)」と声をかけましょう。

水道水は飲める?

うがいや歯磨きでは問題ありませんが、飲料用にはミネラルウォーターを購入しましょう。ブラジル人の一般家庭でも浄水器をつけるか、大きなタンク入りのミネラルウォーターを常備している家が多く見られます。
簡易版浄水器

ブラジル人家庭の簡易版浄水器

ちなみに、生野菜やフレッシュジュースなどでお腹を壊すことはまずありませんが、お腹が弱い方、疲れている時は、できるだけ火を通した料理やペットボトルの飲み物を選ぶ方が安心ですね。

タクシーはメーター制

リオデジャネイロは黄色タクシー

ブラジルでは白いタクシーが一般的ですが、リオデジャネイロは黄色

タクシーはメーター制が基本なので、根拠のない高額なタクシー代を請求されるようなことはほぼありません。早朝、深夜、(土 *都市による)・日・祝日は約3割増しで、メーター機に表示される「1」は通常料金、「2」は割増料金を表します。旅行者には便利な交通手段ですが、やはり流しのタクシーはできるだけ避けて、ホテルで呼んでもらったり、街中でもタクシー乗り場から乗ることをおすすめします。
空港によっては、定額のタクシー専用チケットを購入して乗車するケースもあります。

日没したら歩かない

ブラジルの治安はウワサの通りあまりいいとはいえません。どこで危険に出くわすかはその人の運次第?でもありますが、旅行者は特に注意が必要です。暗くなったら歩かない、これは鉄則。夜、レストランへ行く時もたとえ歩ける距離でもタクシーを使い、明るい店の前で降車、帰りもホテルの入口につけてもらいましょう。昼間も人通りの少ない場所は、できるだけ避けましょう。

トイレでの注意点

トイレのゴミ箱は大き目

トイレのゴミ箱は大き目

トイレットペーパーの紙はゴミ箱に捨てます。汚れた紙は便器に流すのが常識の日本人にとっては抵抗感を伴う行為ですが、誤って流してしまうと、トイレが詰まって途端に水が溢れ出す!? ……ということはほとんどありませんが、紙が流れないこともありますので、お気をつけくださいね。

それでは、Boa Viagem(ボア・ヴィアージェン、よい旅を)!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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