暑い夏のスペイン発！ノドを潤す冷たい飲み物を紹介(2ページ目)

ガスパチョ

コップから飲み物ではありませんが、夏に飲むビタミン、栄養たっぷりの冷製スープです。トマト、キュウリ、ピーマン、パプリカなどの新鮮な夏野菜をミキサーにかけ、オリーブオイルをふんだんに混ぜ合わせ、塩を少々。器にいれて、器ごと冷凍庫でキンキンに冷やします。その上に、小さなクルトンと、ガスパッチョに使ったのと同じ野菜を小さく角切りして載せます。ゆで卵をのせることもあります。スープだと侮るなかれ、結構お腹が膨れます。

オルチャタ

子供が大好きな甘い飲み物で、バレンシア地方の有名なデザート飲料です。Chufa（チュファ）と呼ばれる実から作ります。舌触りは、シェークと牛乳の中間で、Horchatería（オルチャテリア）というオルチャタ専用のカフェもあるくらい人気があります。スーパーでボトルに入ったものが売っていますが、やはりカフェで作られたものが美味しいです。

アイスコーヒー

日本では、夏にはホットよりもアイスコーヒーを飲む人が多いと思いますが、スペインではアイスコーヒーは飲まれません。もともと、スペインでは、猫舌の人も多く、極端に熱いものや氷を入れるような冷たいものは好まれないようです（もちろん、ティント・デ・ベラーノなどの例外もありますが。）夏でも、コーヒーはホットで飲む人が多く、熱いコーヒーを避けたい人は、エスプレッソを注文し、氷を別の容器に入れてもらい、自分で氷の容器にエスプレッソを注ぎます。

エスプレッソコーヒーと、氷を別にください。
¿Puedes ponerme un café solo e hielos aparte?
プエデス　ポネルメ　ウン　カフェ　ソロ　エ　イエロス　アパルテ？

湿度の高い日本の夏とは対照的なカラッとしたスペインの夏。
日蔭のテラス席に座って、冷たい飲み物で喉を潤しましょう。

※カタカナの発音表記では、強音の部分を太字にしています。