渋谷=実は劇場街!
時代が生んだ熱狂を知る!
普段あまり演劇をご覧にならない方にとっては、渋谷という街と演劇との関係性にピンと来ないかもしれませんが、渋谷は実はバリバリのシアタータウン!シアターコクーン、パルコ劇場、東急シアターオーブ、CBGKシブゲキ!!に加え、オーチャードホールやGallery LE DECO、国立能楽堂もありますし、最近では2.5次元作品専用劇場AiiA 2.5 Theater Tokyoもオープン。
また、青山劇場、青山円形劇場、渋谷ジァン・ジァン、シードホール等、今はクローズしてしまった劇場からも多くの良作が発信されました。
「演劇のポスターは”時代を映す鏡”って言っちゃうと薄っぺらいですか?」とのガイドの問いに「いいと思うよ、見ればわかると思うけど、演劇のポスターにはその時代の空気が本当に良く現れるよね」とポスターハリス・カンパニー代表の笹目さん。
演劇好きの方、長く舞台を観続けている人は勿論ですが、アートに興味がある人や、東京という街でどんなエンタメが根付き、多くの人の熱狂を生んだか追体験したい人にも今回のイベントは超お薦め!
天井桟敷が新宿の末広亭(寄席)で公演を打っていたり、入場料が3桁の時代があったり、「え、あの人が?」な俳優さんがレアな作品に出ていたりと、宝探し的な楽しみ方も出来そうです。
状況劇場、自由劇場、黒テント、夢の遊眠社、つかこうへい事務所から、ナイロン100℃、東京サンシャインボーイズ、阿佐ヶ谷スパイダース、大人計画など、時代を切り取り舞台の上に乗せてきた様々な劇団のポスターが一堂に会する『現代演劇ポスター展』。
(撮影:演劇ガイド・上村由紀子)
(撮影:演劇ガイド・上村由紀子)
(撮影:演劇ガイド・上村由紀子)
『現代演劇ポスター展-演劇の記憶、時代の記憶、都市の記憶-』
「渋谷ヒカリエ」9階ヒカリエホール ホールA
期間:2015年5月1日(金)~5月6日(水・振替)
時間:11:00~20:00 ※最終入館は終了の30分前まで
料金:当日一般1,000円/ 大学生500円/ 高校生以下無料
※ワンドリンク(ノンアルコール)付、アルコールはプラス200円
トークライブイベント
・5月1日(金)18:30~
串田和美×扇田昭彦×及部克人×笹目浩之
・5月2日(土)15:00~
麿 赤兒×四谷シモン×桑原茂夫×笹目浩之