春の名物、ホワイトアスパラガス
春になるとデリカテッセンや市場、スーパーなどあらゆる場所で大々的に売り出される
アスパラガスはドイツ語でSpargel(シュパーゲル)と称され、日光に当てずに白いまま育てたものがホワイトアスパラガス、日光の元で色が白から緑に変化したものがグリーンアスパラガスとなります。そのためホワイトアスパラガスは盛り土による土中での栽培、もしくは遮光栽培が必須。手間のかかることから、オーストリアでは「高貴な春野菜」とされ、シーズンの4~6月には大変好まれる食材です。
今回は、オーストリアらしさ溢れるホワイトアスパラガス料理と、お勧めレシピを併せて紹介します。
ホワイトアスパラガスを用いたオーストリア料理
■茹でアスパラガスのオランデーズソース添えオランダのソースを模したことからオランデーズソースという名が
オーストリアらしさ満載の一品。薄く叩いた仔牛肉に、チーズとアスパラガスを挟んで揚げた、ウィーン風カツレツの変わりバージョン。
■ホワイトアスパラガスのスープ
添えられてくるパンと一緒にいただくと、立派な軽食に
■ホワイトアスパラのリゾット・スパゲッティ
いずれもホワイトアスパラガスのみを用いたシンプルなものが定番ですが、オプションでサイコロステーキやクルマエビを乗せたりできるお店も。
■ホワイトアスパラガスと仔牛のステーキ、アルプス産のマウンテンチーズがけ
お肉や乳製品の食材と相性がぴったりのホワイトアスパラガス
あっさりとしたホワイトアスパラガスでは物足りない人にお勧めしたい、柔らかな仔牛のステーキとのコンビネーション。酪農の発達したアルプスの麓ならではのチーズのバリエーションや美味しさにも注目です。
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