その3:テキストエディタ
Windows 7のテキストエディタには大幅に機能が強化され、簡易ワードと言っても良いほど機能が強化された「ワードパッド」と、従来どおりにシンプルですがより使いやすくなった「メモ帳」の2つが用意されています。しかし文書を作成する上でワードパッドでは高機能すぎますし、かといってメモ帳ではちょっと力不足です。とくに効率よく文書を作成する場合には、校正機能を持ち、かつ軽快に動くテキストエディタを使うと便利です。
文書の校正機能が強力で効率的な入力が可能な「UnEditor」
「UnEditor」はタブ切替機能により複数のテキストを同時に編集できるのがポイントです。これと強力な文書比較機能を組み合わせると、文書を作成し直すときや過去の文書と比較する時に非常に役立ちます。
この強力な編集機能に比べテキスト入力そのものにについてはシンプルにまとめられていますので、下書きをするテキストエディタとしてはピッタリでしょう。
その4:音楽管理ソフト
次にお勧めするのが音楽管理のソフトです。Windows 7標準のWindows MediaPlayerも優秀な音楽管理ソフトですが、いまや巨大なジュークボックスともいえるほど大量の楽曲を取り込めるパソコンではやや非力な面もあります。しかしiPodとの連携ソフトとしても有名なiTunesなら、そんな心配は無用です。iTunesのメイン画面。登録しておけばCDのジャケットも表示される
現在のiTunesはビデオやiPhoneなどのアプリも管理できるソフトになっていますが、もともとは音楽管理専用のソフトです。強力な検索機能と並び替え機能やグループ化してリストを作る機能があり、それらをインターネットから楽曲についてのさまざまな情報を自動でダウンロードして埋め込んでくれるため、とても管理がしやすくなります。
他にも似たような機能を持つソフトはありますが、このiTunesは定期的に更新が行われており、そのたびに新しい機能を追加されています。フリーソフトというにはもったいないこのソフトは、一度使ったら離れられなくなるでしょう。
次のページでは、画像や動画を加工したり、編集したりするときに役立つソフトをご紹介します。