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最新版!日本株ベストバイ50銘柄はこれだ!

大好評の高ファンダメンタルのベスト50銘柄の最新版をお届けします。過去の検証結果からも高ファンダメンタル銘柄は力強い実績を残しています。是非、銘柄選定の際に役立て下さい!

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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2015年1~3月も好調だった日本株

1~3月も好調だった日本株、ここから何を買うか!?

1~3月も好調だった日本株、ここから何を買うか!?

海外では2015年も第1四半期が終わった直後ですので、2015年4月3日(金)までの年初来の各主要資産価格の騰落状況をまとめてみると、日本株が相当良いパフォーマンスとなりました。4月3日(金)の雇用統計で若干円高にも振れているため、ドルベースでみたTOPIXは余計に良い数値(+13.2%高)となっています。

また、ここには掲載していない中国の上海総合指数や欧州各国の株価指数は日本以上の値上がり率(20%近い上昇)となりました。一方、米国はダウ、S&P500指数ともまだ年初来で変わらずというペースです。2015年第1四半期もドルの大幅上昇が続き、ドル高が一時的にマイナスの影響を受ける米国株が下落し、恩恵を受ける日本株や欧州株が上昇したとも言えます。その他の資産クラスでも同じことが言えます。ドルと逆相関の商品は安値を更新、また国債利回りも昨年から四半期ベースで連続的に低下(価格はその分上昇)しています。
第1四半期の日本株は良い成績に

第1四半期の日本株は良い成績に

もっとも、日本株の足もとの状況はそれほど芳しくはありません。商いを伴った大幅上昇(=強気サイン)は、ここ2週以上も出現しておらず、反対に商いを伴う下落(弱気サイン)は4度も記録しており、短期の相場判断は上昇トレンドを継続できるかどうかというところにあります。

セクター別にもTOPIXを大幅に超過し続けるようなところも見当たらず、トレンドリーダー不在の様子が続いています。このような時は上昇トレンドが弱まっている時です。騰落レシオは一時100を久しぶりに割るところまで下がってきました。ただ100を割ったとしてもそれほど冷え込んだと言える水準でなく、70位まで下がらないと売り込まれているとは言えません。 加熱は冷めているとも言えますが、程よい調整となったところで、ここから再び上昇するのか、それとも久しぶりに大きな調整に入っていくのか、未だ微妙な相場の息遣いの中にあるところです。

最新版!日本株ベストバイ50銘柄はこれだ!

仮に今後株価が上昇するとすれば、現在の小幅な調整は良い買いタイミングとなりますし、さらなる大きな調整となれば、なお一層良い買い場となる可能性があります。しかし、1万9000円を超え、高値圏にある日本株です。ここからどのような銘柄を買えば良いのでしょうか?

今後、株価が上昇基調を継続するのなら、やはりファンダメンタルが優良な銘柄が良いと思います。1万9000円超えの日本株、今後どの銘柄を買えば良い?株価指数より数倍強い上昇をする銘柄の探し方でも検証しましたが、やはりファンダメンタルの強い銘柄が平均的に大きく上昇しやすい傾向があると思います。

独自で毎月、業績見通しや利益率、アナリストのカバー数や株価推移などを指数化した高ファンダメンタル銘柄ランキングを日本株ベストバイ50銘柄はこれだ!などで、ご紹介してきました。毎月、月末にランキングを作成していますが、これまでのところ毎月のトップ10銘柄を順次買付していくと大変素晴らしい成績になっています。800位までのどのグループよりも良いのです。しかし11~20銘柄はそれほどでもなく、かと思えば21~30位は非常に良いという結果です。これはたまたま、大化け銘柄がトップ1~10位や21~30位に入ったからで、それが11位ならまた違った結果になったのだと思います。9位か11位なのか、あるいは19位なのか21位になるのかといったところは、実際には誤差であり、上記の結果は、たまたまの結果と思います。

しかし、ここで言いたいことは、1、ファンダメンタルの良い上位銘柄の集団は市場全体の動きを上回る傾向がある、2、ファンダメンタルの良い上位銘柄の中からいくつかの大化け銘柄が生まれる可能性が高いということです。業績見通しが良く、アナリストが注目がしていて株価も好調な銘柄を選んでいますので、その中からいくつか大化け銘柄が出てくるのは当たり前といえば当たり前の結果なのかもしれませんが、その当たり前のことを地道にやることが成功への近道だと思います。

そこで今回は、2015年3月末時点で作成した日本株ベストバイ50銘柄を公開したいと思います。4月は第1週(3営業日だけですが)が終わりましたが、下記ランキングの4月の成績はこれまでのところ、1~10位の成績はあまり良くなく、逆に11~50位の銘柄の成績が良くなっています。しかし、日経平均の株価推移と比べると相対的に、やはり好成績です。相場全体の上昇基調が続くことが前提ではありますが、数ヶ月と言った単位では高ファンダメンタル銘柄の株価上昇率が相対的に高くなると思います。是非、この日本株ベストバイ50銘柄リストを銘柄選択の際のご参考にしていただければと思います。

最新版の日本株ベストバイ50銘柄!

最新版の日本株ベストバイ50銘柄!

参考:日本株通信

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