CG・画像加工/画像編集・加工ソフトの選び方

Web共有、年賀状などシーンで選ぶ画像編集加工ソフト(2ページ目)

Webにすばやく掲載したり、メールで送ったり、年賀状を作成したりなど、「ほかの人にも見てもらう」ための目的から、どんなソフトを選べばいいのかを見ていきましょう。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

Webにすばやく簡単に公開したいときにおすすめな画像編集・加工ソフト

Webを通して写真を人に見せる目的もいろいろあります。「ブログ、SNS、オークションなどWebで写真をきれいに公開したい」、「大量の写真を手早く整理、補正して公開したい」、「複数の写真を規定の大きさに合わせたい」といったものが主な目的です。

「ブログ、SNSやオークション写真をきれいに公開したい」という場合には、1枚または数枚の写真を、いかに魅力的に見せるかというところに重点をおきますから、「総合的な機能を備えた画像編集」で紹介したようなソフトを使い、補正やフィルタを使った編集をします。

Adobe Photoshop Elements 10であれば、「クイック補正」や「新規ファイルの書き出し」、Corel PaintShop Pro X4であれば「エクスプレスラボ」や「スクリプト」で簡単に処理することができます。

また、「大量の写真を手早く整理、補正してWebに公開したい」、「複数の写真を規定の大きさに合わせたい」といった場合は、1枚ずつではとても手間と時間のかかる作業を、まとめてサッとこなす機能を重視して選ぶとよいでしょう。

acdsee 12
大量の写真を素早く開いて処理をすることで定評のあるソフト。写真にカテゴリやキーワードを設定して目的の写真を一括サイズ変更できるので、Webのアルバムサイトなどに同じサイズの写真を大量に公開したいときに便利。


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写真をすばやく簡単公開できるおすすめソフト


DVDなど他のメディアで見せたいときにおすすめな画像編集・加工ソフト

年賀状作成、Web以外にも、複数の写真をまとめてきれいにしたい、スライドショーにしてDVDに収録したいという場合に、上記のほかにも次のようなものがおすすめです。

Nero 11
写真編集やDVDへの収録はもちろんのこと、ビデオ、音声を編集し、これらをあわせてスライドショーや動画作品化して、DVDを手軽に作成できることで定評のあるソフト。いろいろな演出で写真だけでは味わえない感動を人に伝えることができる。また大切な画像のバックアップやデータ保護、データ救出機能もいざというときに頼りになる。


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今や画像編集ソフトには、画像を使っていかに人を楽しませることができるのか、といった機能がどんどん充実してきています。ご紹介したソフトは、いずれも体験版が用意されていますから、購入する前に試してみることをおすすめします。肝心の目的を思い通り達成する以外にも、いろいろなおもしろい使い方を見つけることができるはずです。

【関連サイト】
PaintShop Pro X4 体験版(要Corelアカウント)
Adobe Photoshop Elements 体験版(要Adobe ID)
ACDSee 12(30日間無料体験版)
Nero 11(15日間体験版)

【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で CG・画像加工関連の書籍を見るAmazon で画像加工の参考書を見る
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※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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