カーナビ連携型ドラレコに注目
さて、今後注目したいのは、先ほど軽く触れたカーナビ連動型である。このタイプのメリットは、- カメラで撮った映像にカーナビの高精度な位置情報を反映できること
- カーナビの地図と連動して撮影場所を確認できること
- カーナビの画面で撮影した映像を確認できること
ワンボディタイプのドライブレコーダーの多くもモニターを搭載しているが、どちらかというと設置状態を確認するためのもので、映像を見るためのものではない。そういう点では、カーナビの7型クラスの画面で撮影した映像を即座に見られるのは嬉しいし、地図で撮った場所を確認できれば、ドライブの記録にも役立つ。
ドラレコはクルマの必需アイテムになる可能性大
という意味では、カーナビ連携型は、よりエンターテインメント側に振ったドライブレコーダーともいえる。このタイプを出しているのは、ケンウッド(彩速ナビタイプZ&タイプX用)、パナソニック(美優ナビRX&RS用)、カロッツェリア(楽ナビ2014年モデル)だ。またカロッツェリア・サイバーナビはドライブレコーダー的なカメラを標準装備したモデルもある。なお、対応ナビについては、各メーカーに問い合わせるかサイト等で確認のこと。国内の乗用車保有台数約6000万台に対して、ドライブレコーダーの国内累計販売台数は100万台程度とのことだが、今後はクルマの必需アイテムになる可能性もある。カーナビの購入を検討中の人なら、カーナビ連携型のドライブレコーダーをセットで購入することをお勧めしたいし、そうでない人も単品ドライブレコーダーの購入を検討してみてはいかがだろうか。