行列は30人以上! 待ち時間は1時間以上!!
なぜ並ぶ? そこに『山』があるからだ! 食べるのに時間がかかるので回転率の悪さは宿命。休日は2時間待ちも覚悟を!
季節限定のいちごリゾット
訪れたのはオープン最初の日曜日となる7月1日。お昼12時に到着すると、そこには驚愕の光景が広がっていました! 20台は入れる駐車場はびっしり満車、しかも「岐阜」「神戸」「富山」「松本」「袖ヶ浦」などの他府県ナンバーがズラリ! そして入口の前には30人を越す長蛇の列!!
おいしくて行列のできる店はありますが、☆▲∞なのに大繁盛する店なんて聞いたことありません。みんな、気は確かか? ◆◎♪な料理がそんなに食べたいのかッ!? ……って自分だって並んでるクセに言ってる場合じゃありませんね。
小倉丼1000円
列を作る人たちに声をかけてみると、思いの外“初登山”の人が多いようでした。「テレビで営業再開だって知って‥‥」「友達に誘われて‥‥」。テーマパークやバーゲン、新設の商業施設に並ぶような感覚なんでしょうか。
その後、1時間あまり並んでようやく着席。
お店は全面建て替えで、見違えるほどきれいになり、席数も以前の60席から10席ほど増えていました。
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昭和42年創業で、今回が2度目の建て替え。山に歴史あり |
メニューブックには200をゆうに越すアイテムがズラリ。スパゲッティー欄には「トマトソース」「和風」などとともに「甘口」なるカテゴリーがあり、ここだけで
「甘口抹茶小倉スパ」「甘口バナナスパ」「甘口いちごスパ」「甘口メロンスパ」「甘口キウイスパ」「おしるこスパ」といった味や見た目がまったくイメージできない珍品が並びます。他にも
「シャンピニオンスパ」「コスモスパ」「テリポジョピラフ」「イカスミ氷」「熊五郎ジュース」「もも子ジュース」「セニョリータジュース」など、想像もつかない(想像したくない?)ネーミングが目白押し。しかし、この先の読めなさが、いつしかワクワクするような期待感へと変わってくるから不思議です。