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130万円以下で買える「最新軽自動車」5傑(2ページ目)

軽自動車税増税という逆風が吹いても、その人気は大きく衰えることはないと思われる。というのも各メーカーも生き残りをかけて魅力的な軽自動車を続々とリリースしているからだ。今回は軽自動車人気の背景を探りながら、車両価格130万円以下で買えるオススメの最新モデルをピックアップする。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

痛快な走りと実用性を兼ね備えたアルト・ターボRS

スズキ・アルト・ターボRS

スポーツ走行はもちろん、パーソナルユースを中心に普段使いも容易にできるのがスズキのアルト・ターボRSの身上。価格は2WDなら129万3840円(4WDは140万5080円)という設定で、トランスミッションは2ペダルMTの5AGS(オートギヤシフト)のみ


スズキからはアルト・ターボRSをピックアップ。2WDの5AGS車は129万3840円で、64ps/98NmのR06A型エンジンは、AT限定免許でも運転できる2ペダルMTの5速AGSとの組み合わせで、私がプレス向け試乗会で乗った箱根の山でも普通に走らせる分にはパワー不足を感じさせることなく、グイグイと上っていく。

スズキ・アルト・ターボRS

最近の軽自動車は、ルーミーな室内はもちろん、デザインや質感、走りの面でもタウンユース中心ならファーストカーとして使えるモデルが増えている


制限速度のある公道なら先述したようにパワー面に不足はないはずで、サーキットなどでそれ以上の速度域で楽しむには、軽自動車の上限である64psは物足りなく感じるかもしれないが、日常使いもスムーズにできるうえに、積極的に走りを楽しむといったニーズにも応えてくれるのがうれしい。

標準仕様のアルトが最高でJC08モード燃費37.0km/Lに達している一方で、アルト・ターボRSは2WDで25.6km/L。高速道路やワインディングも含めてどんなシーンでも「遅い」のは嫌だという方には文句なくアルト・ターボRSを推奨するが、街中中心の走りで乗車人数も1人から2人程度であれば標準のアルトで何ら不足はない。

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