上質な走りが魅力の最新ムーヴ
パーソナルユースからファミリーまでに向くモデルは、いくつかあるが、ダイハツからはムーヴを紹介したい。
スズキ・ワゴンRやホンダN-WGN、日産デイズ&三菱eKワゴンなどがライバルだが、ムーヴは昨年12月にフルモデルチェンジを受けただけあって、上質な乗り味や広々したパッケージングを享受できる。
ボディのしっかり感が印象的で、荒れた路面ではそれなりだが路面状態がよければフラットで乗り心地もなかなか上質。
タウンユースなら静粛性も高く、高速道路でも法定速度内なら大声を張り上げなくても前席と後席で会話ができそう。
タントやウェイクと比べてもフットワークが軽快で、タントやウェイクは背が高い分、直進安定性により気を配る必要があるのに対して、ムーヴはちょっとしたコーナリングなら姿勢をそれほど崩さずにクリアしてくれるから安心感の高さも魅力だ。
「スマアシ」こと「スマートアシスト」は、ほかの軽自動車同様に作動速度が30km/h以下と、街中中心の簡易的な衝突被害もしくは回避ブレーキだが、万一に備えてぜひ装着したいところ。
NAエンジンなら120万円以下から揃い、ターボ仕様だと137万円強となるが、もしターボ仕様を希望していて予算を若干オーバーしていてもこちらはゼヒモノだ。
次ページは、ホンダN-WGNについて