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テレビゲームのコスパをFPが考えてみる

テレビゲームというとムダづかいの代表のように思えますが、FP目線で考えると意外にコストパフォーマンスがよい遊びだったりします。さらにコスパを高めるヒントをまとめてみます。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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テレビゲームはムダづかいなのか

ゲーム代はムダなの?

ゲーム代はムダなの?

テレビゲーム、スマホゲームなどゲームで遊ばない、という人はあまりいません。ゲームといえば購入費用やアイテム課金などに何万円ものムダづかいをしたという話題が多いので、一般的にはムダなお金の使い方の代表格と思われています。

しかし、実はテレビゲームはかなりコストパフォーマンスのよい遊びなのです。今回は、常識をひっくり返すマネーハックの目線でゲームのコスパと、コスパをさらに高める方法を考えてみます。

100時間遊べばほとんどのゲームはコスパ最強

最近のテレビゲームソフトは10000円を超えることはあまりありません。7000~8000円程度でWii UやPlayStation4のゲームが買えてしまいます。携帯ゲーム機であればもう少し安くなり4000~6000円くらいで買えるようです。

オトナの娯楽として考えると、飲み会やカラオケで遊べば一日で5000~10000円飛んでいくことはしょっちゅうです。しかし、テレビゲームであれば同じ金額で100時間以上遊ぶことができます。

最近のゲームはやりこみ要素も多く、100時間は簡単に遊べますが、もし7000円のゲームを100時間遊べば1時間あたり70円です。娯楽としてはほとんど最強の部類なのです。

課金タイプか買い切りタイプかで注意する

最近やっかいなのは、「開始時無料」「基本プレイ無料」だが、プレイしているうちに有料課金が欲しくなったり月額課金を求められるタイプです。パソコンでやるゲームやスマホゲームに多い料金体系です。

最初は無料だからと遊び始めると、ゲームを有利に進めたりスムーズに進めるために課金を求められてポチッとやってしまいます。アイテムを抽選でゲットするガチャ的なものも危険で、好みのレアアイテムが出るまで何度も課金してしまったりします。

気がつけば無料ゲームに7000円以上払っていることも珍しくありません。つまり買い切りのソフトより高い遊びになってしまうわけです。

月額課金も要注意です。遊んでいるうちは月額数百円もそれほど悪くない料金ですが、遊ばなくなっても解約をサボってしまうパターンは危険です。ここまで育てたキャラを消し去るのももったいない、などの理由で毎月300円を半年払えば1800円のムダということになってしまいます。

課金タイプのゲームについてはコスパが悪くなることは簡単なので、意識して遊ぶ必要があります。
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