お手頃ホテルに出会える、旅人に優しいベンクーレンストリート
シンガポールでは珍しい、旅人が集うエリアがベンクーレン。アジアを旅しているという実感がわいてくる場所でもあります
ここ数年で劇的な経済成長を遂げたシンガポール。街には超高層ビルが立ち並び、ハイグレードなホテルやレストランも続々登場。そんなセレブリティな国のイメージ通り、ラグジュアリーな旅を満喫するのもシンガポールならではの楽しみ方ですが、できるだけコストを安くして長く滞在したいというのも旅のスタイルのひとつですよね。今回は、シンガポールでカジュアルな旅をしたい時に活用してほしいエリアをご紹介します。
ガイドのイチオシBIGHotel。コストパフォーマンスが高く、ベンクーレンストリート界隈でも1、2を争う人気ぶりです
ベンクーレンストリートは、シンガポールでは、昔からスタンダードホテルが軒を連ねていることで知られるエリア。日本でいうところの一般的なビジネスホテルぐらいの価格で宿泊ができるホテルがみつかり、空いていれば予約なしでも宿泊できます。10年ほど前までは、「悪くはないけどちょっと古いかな。だけど、シンガポールでこの価格帯は魅力的」というのがベンクーレンストリート界隈のホテルのイメージでしたが、最近では最新の設備を備えたスタイリッシュなホテルもオープンしています。中でも人気が高いのは、2013年にオープンした
BIG Hotel(ビックホテル)と
ibis Singapore bencoolen(イビス ベンクーレン)。予約方法や時期によって価格はかなり変動しますが、予算はだいたい100~200シンガポールドル前後。この価格帯で、新しいめのスタンダードホテルに泊まれるというのは、シンガポールではかなりお得ですが、どの時期でも予約は必至。ドミトリーは苦手という女性や、学生旅行を考えている方などにもおすすめです。