「住まいの環境デザイン・アワード」は、“人と環境と住空間の真の融合”をテーマに、良質なデザインの住宅事例を幅広く募集する、東京ガス主催のコンペティションです。今回は全国から215点の応募があり、2014年10月の一次審査、12月の二次審査を経てグランプリをはじめとする24点の受賞作品が決定しました。
本展では、グランプリ・準グランプリ・優秀賞に輝いた5作品を中心に、各賞受賞作品を竣工写真や図面で紹介しています。暮らし・環境・デザインが調和した住宅は、現代生活の様々な背景を写し出すだけでなく、これからの時代に求められる住まい像を考察するきっかけを提示しています。この機会にぜひご覧下さい。
~人と環境と住空間デザインの真の融合をめざして~
会期:2015年3月19日[木]~3月31日[火]※水曜休館(祝日を除く)
10:30~19:00 入場無料
会場:リビングデザインセンター OZONE 6階 ロードサイドスクエア
主催:東京ガス株式会社
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー内
お問い合わせ:リビングデザインセンター OZONE TEL.03-5322-6500(代)
室内は6つのレベル差があるが、居心地の良い空間で構成されています。2階には大きく張り出す芝生のテラスを設け、見晴らしのいい周辺の景色をぐるりと見渡せます。
鉄骨造で長期優良住宅の認定を受けており、住宅密集地でのプライバシーに配慮しながらも、開放的な暮らしを可能にしている住まいです。
立体路地で建物を巡ることができる、食堂、アパートともに街に開かれたプランになっています。
大きな平屋根の下は四方に透けるアクリル板に囲まれた空間で、水回りや生活スペースは床から一段下げたところに分散して配置させるという、これまでにないユニークなプランです。
建具を改修の主な対象としたリノベーションで、既存のスチールサッシを木製サッシに取り替え、サッシを取り除いたままにした半屋外のルームテラスを設けています。