何を聞けばいいのか、分からない?
仕事、趣味、家族の話を通して、相手を知る!
「相手の素敵なところをたくさん知りたい!」という気持ちを持って、相手に色々な質問をしてみましょう。
男性に質問する場合、仕事に関して聞くと、相手の人柄が見えることがあります。
もし相手が会社員であれば、仕事に1日7時間以上関わっていることでしょう。その毎日の時間をどのような思いを持って過ごしている人なのかが見えると、相手の素顔が分かることもあります。
例えば、
・なぜ、今の仕事を始めたのか?
・今の仕事を通して、目指していることは何か?
などを通して、相手の人生観が見えることもあります。
今の仕事を始めたきっかけは、人によっては「お金持ちになりたかったから」「カッコイイ職業だから」など、物質的なことや人からの評価に興味を持つ人もいれば、「自分の能力を試してみたい」「世の中を明るくしたい」など、人生というレベルにおいてやりたいというものを持っている人もいます。
また、単に自分が目立つこと、お金を得ることなど、“自分のメリット”だけを考えている人もいれば、「人々が豊かになるものを作りたい」など、もっと大きな視野で使命感をもって仕事をしている人もいます。
さらに「たまたま今の仕事に入社した」「今の会社しか就職できなかったから働いている」のか、それとも「やりがいのある仕事に就くことを求めた結果」なのかで、人生に受け身の人なのか、能動的な人なのかも分かります。
つまり、単なる仕事の話でも、その人の人生観や生き方が見えるのです。そこに共感ができないと、長く付き合うには難しいこともあるので、自分のためにもしっかり聞いておくといいでしょう。
仕事の話に限らず、例えば、趣味の話を聞くと、相手が人生においてどんなことに喜びを感じるタイプなのか、さらに家族の話によっては、内弁慶、外弁慶タイプか、マザコンなのか、なんてことも見えきます。
単に表面的な情報だけを受け取るのではなく、話を聞きながら、相手の本質を知ることが大事なのです。
では、相手に色々と話してもらえるような、“聞き出し上手”になるためには、どうしたらいいでしょうか?
それを次のページで解説します。