会社説明会でも人事は学生を評価している

就職活動が始まってまず参加することが多いのが合同企業説明会。多くの企業がブースを出展し企業の説明を聞ける場ではあるが、実際に興味を持った企業にはその後個別に開かれる会社説明会に参加することになる。

会社説明会も活かし方次第では自分をアピールするチャンスになる

会社説明会も活かし方次第では自分をアピールするチャンスになる

この会社説明会、学生にとっては「企業の説明を聞ける機会」であり企業にとっては「学生に自社を説明できる機会」と捉えている人も多いと思うが、現実的には人事はきちんと学生の評価もしている。

しかし当然選考の場ではないので、参加者全員に点数がついているわけではないし、説明会の評価だけで受かる落ちるといったことはない。ただ説明会の様子を見て「あの学生は元気良く挨拶できるな」といった印象や「あの学生はワークでリーダーシップを発揮できていたな」という評価は、当然その後の選考でもポジティブに働く。実際にガイドもコンサルタントとして企業の採用戦略を練るときには、会社説明会で学生の能力や性格が出やすいプログラムを考えたりもする。

そう考えると会社説明会をただの「企業を理解する機会」として捉えるのではなく「人事の評価を上げるチャンス」と捉え、できることをした方が当然その後の就職活動を有利に進められるだろう。

では会社説明会で人事の評価を上げるにはどうしたら良いのだろうか?


キーワードはコミュニケーションの「量」と「質」

会社説明会で人事の評価を上げようとしても、いきなり自己PRの場が用意されているわけではない。しかし何気ない場面を、いかにして自己PRの場に変えていけるかがポイントだ。

大切なのは人事とのコミュニケーションの「量」と「質」を会社説明会の場で上げていくということだ。

コミュニケーションの「量」を上げるのはわかりやすい。とにかく人事と対話する機会を増やすことだ。会社説明会は多くの学生が参加するので個別に話すことは難しいのではないかと思うかもしれないが、その機会は少しの工夫で自分から作ることができる。対話の「量」が多ければ必ず顔も覚えてもらえるし、自分のことも選考の前に理解してもらいやすい。

コミュニケーションの「質」を上げるというのは少し分かりづらいかもしれないが、要は人事との対話の中により記憶や評価にもつながり易い情報を入れていくことだ。例えば説明会で「○○大学の△△(名前)」とだけ自分の情報を伝えても、多くの学生と会う人事には覚えてもらえない。そこで1つでも自分のキーワード、例えば「ラクロスをやっている△△(名前)」と認識してもらうだけで名前と大学名は忘れられても「あのラクロスの学生ね」と覚えてもらえる確率は高い。

ではコミュニケーションの「質」と「量」の大切さを理解したところで、それらを上げるために説明会でできることを5つ紹介しよう。