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松井氏が日本人初のヤ軍フロント入りで、今後の展開は

ヤンキースのOBである松井秀喜氏が3月11日、ブライアン・キャシュマン・ゼネラルマネジャーの特別アドバイザーに就任した。

瀬戸口 仁

執筆者:瀬戸口 仁

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元日本人選手のフロント入りは初

松井氏が日本人の新たな1ページを作った。

松井氏が日本人の新たな1ページを作った。

ヤンキースのOBである松井秀喜氏(40)が3月11日(日本時間12日)、ブライアン・キャシュマン・ゼネラルマネジャーの特別アドバイザーに就任した。

キャンプ地であるフロリダ州タンパで記者会見に臨んだ松井氏は「ずっと声をかけていただいていた。このような機会に感謝したい。ヤンキースでは素晴らしい時間を過ごした。今度は若い選手の力になれるよう、少しでも組織の力になっていきたい。僕にとっても大きなチャレンジ」と語った。

キャッシュマンGMは「日米で活躍した真のプロフェッショナル。組織の一員として迎えられて光栄」と話し、ジラルディ監督も「彼はチームに多大な貢献をしてくれるだろう。彼は打撃というもの、野球というものを実によくわかっている」と歓迎した。

契約期間は1年。年間を通して傘下マイナーのチーム(全8チーム)を巡回し、監督や打撃コーチと協力しながら選手の打撃向上(指導)に取り組む。松井氏が日米を通じて球団に属するのは、2012年の現役引退後は初めてで、メジャーに移籍した元日本人選手がフロント入りするのも初めて。日本人の新たな1ページを作ったことになる。

>>GM特別アドバイザー就任の意味と、巨人復帰の可能性を考える

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