ドリンカビリティとは?
ドリンカビリティ=もっと飲みたいか
『ビールの科学』(渡淳二・監修/サッポロビール価値創造フロンティア研究所・編集)によれば、ドリンカビリティは、香り、味、温度などによる影響や体調によっても変わるとされていますが、それは「飲みやすさ」ではなく「飽きずに飲み続けられるか」「同じものをもう一杯飲みたいか」ということのようです。水は飲みやすいけど何杯も飲めない。ビールは?
たとえば、日本人にとって軟水は飲みやすいものですが、数時間で2リットルを飲むというのは大変そうですよね。だけど、おいしいビールを2リットルであれば簡単に飲める気がします。何杯飲んでも飽きない、飲み干した後にさらにもう1杯飲みたくなる、そんなビールが “ドリンカビリティの高いビール” と云えるわけです。ビール好きにとって、ドリンカビリティが高いビールというのが、うれしい存在であることは間違いないと思うのですが、お店にとっても、何杯も売れるビールはありがたいものですね。アサヒ スーパードライは、ドリンカビリティの高さを伝える営業で取扱店を増やした、というお話も聞いたことがあります。
ドリンカビリティの高いビールを探そう
何杯飲んでも美味しいブルックリンラガーで乾杯!
何杯も飲みたくなるビールかどうか、という評価基準で好みのビール、相性のいいビールを探してみるのもいいかもオススメですよ。