ビール/おすすめ日本のビール

ドリンカビリティ、それはビールの評価基準

ビールの評価基準のひとつにドリンカビリティというものがあります。好みのビールを探す時、ドリンカビリティも考えて探してみるものいいかもしれません。

タカバシ ショウヘイ

執筆者:タカバシ ショウヘイ

ビールガイド

ドリンカビリティとは?

ドリンカビリティとは?

ビールの評価基準のひとつに「ドリンカビリティ(Drinkability)」というものがあるのをご存知でしょうか? Drink+ability、直訳すると、飲む力、でしょうか。

ドリンカビリティ=もっと飲みたいか

ビールの科学』(渡淳二・監修/サッポロビール価値創造フロンティア研究所・編集)によれば、ドリンカビリティは、香り、味、温度などによる影響や体調によっても変わるとされていますが、それは「飲みやすさ」ではなく「飽きずに飲み続けられるか」「同じものをもう一杯飲みたいか」ということのようです。

水は飲みやすいけど何杯も飲めない。ビールは?

たとえば、日本人にとって軟水は飲みやすいものですが、数時間で2リットルを飲むというのは大変そうですよね。だけど、おいしいビールを2リットルであれば簡単に飲める気がします。何杯飲んでも飽きない、飲み干した後にさらにもう1杯飲みたくなる、そんなビールが “ドリンカビリティの高いビール” と云えるわけです。

ビール好きにとって、ドリンカビリティが高いビールというのが、うれしい存在であることは間違いないと思うのですが、お店にとっても、何杯も売れるビールはありがたいものですね。アサヒ スーパードライは、ドリンカビリティの高さを伝える営業で取扱店を増やした、というお話も聞いたことがあります。

ドリンカビリティの高いビールを探そう

ブルックリンラガーで乾杯!

何杯飲んでも美味しいブルックリンラガーで乾杯!

個人的にドリンカビリティが高いビールとして思いつくのが、アメリカ・ブルックリンブルワリーのブルックリンラガーです。ホップの香りが上品で心地よく、ビールだけで飲んでも、食事と合わせても飲みやすいです。飽きることなく、ずっと楽しむことができます。

何杯も飲みたくなるビールかどうか、という評価基準で好みのビール、相性のいいビールを探してみるのもいいかもオススメですよ。
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