長い一日

スペインで生活していると1日の長さに驚きます。1日は24時間、日本と同じはずなのに、なぜスペインでは時間がゆっくり流れるのでしょうか。これは、やはり日照時間の違いに由来するようです。特に夏は、サマータームが導入されていて、地方によっては夜の10時ごろまで明るいので、日中の時間がとても長いのです。日の長さに合わせて、ゆったりと流れるスペイン人の一日を見ていきましょう。

意外に早い朝

チュロス

週末の朝食はバルで。

一般的に、会社勤めのスペイン人は、7時から8時頃に起床します。朝ごはんはトースト、シリアル、菓子パンとミルク入りのエスプレッソなどで軽く済ませる人が多いようです。

週末など、時間がある朝は近所のバルでtostada(トスダ、トースト)やchurros(チロス)を食べることもあります。tostadaは食パンではなく、小ぶりのフランスパンを二つに切って焼いたもの。 churrosは、オリーブオイルでカリッと揚げて、砂糖をまぶしたり、ホットチョコレートに浸して食べます。

徒歩

会社が徒歩圏内の人も。

会社までは、自家用車、電車、地下鉄、バスなど。中には、徒歩で通勤と言う羨ましい人も少なくありません。大都市マドリード、バルセロナでも、人口は数100万程度で日本の大都市に比べて規模が小さいので、市内に住んでいれば徒歩か、地下鉄やバスに乗って30分程度で移動できます。

おはよう(ございます)
Buenos días.
ノス デアス

朝ごはんは何を食べる?
¿Qué quieres desayunar?
 キレス デスアジュル?

会社に歩いて行きます。
Voy caminando a la oficina.
イ カミンド ア ラ オフィ

2度目の「朝ごはん」

上司の目が厳しくない職場、特に役所や銀行など特権階級とも言える職場では、10時半から11時ころ、連れだってバルに「朝ごはん」を食べに行きます。もちろん本当の朝食は家で食べてきたはずですが、2度目の「朝ごはん」でまたコーヒーやクロワッサンなどをつまむのです。本当の朝食から昼食までお腹が空いてしまうのは日本も同じですが、自分のデスクでお菓子をつまむよりも、外に出て太陽の光を浴びるのがスペイン流です。