ゆったり満腹ランチ
スペインのシエスタ。羊の代わりに数えるものは......
特にスペイン南部では、夏季の日差しが強すぎるため、14時から17時半くらいまでデパートやショッピングセンターを除く商店が昼休みを取ります。この営業時間は、土地によっては1年を通して取り入れられています。学生や老人など、時間に余裕がある人たちは、昼食後、外出してもすることがないため、涼しい家の中でシエスタをするのです。
昼食は、Menú del día(メヌ デル ディア)とよばれるコース料理がお得です。前菜メイン、デザート、パン、飲み物がついてきて、8ユーロくらいから。日本でも大人気のpaella(パエジャ)は、実は前菜に入ります。スペインでは、昼食がメインの食事となっているので、paellaの後にステーキやカツレツを食べるような人もいます。
ランチに行きましょう。
Vamos a comer.
バモス ア コメル
家でシエスタしてくる。
Voy a echarme una siesta en casa.
ボイ ア エチャルメ ウナ シエスタ エン カサ
仕事帰りの一杯
会社帰りに軽く一杯は日本と同じ。
それでも、定時に仕事を終えた日には、同僚や友人、家族と待ち合わせて軽く1杯バルにビールを飲みに行きます。
軽く1杯どう?
¿Vamos a tomar una copita?
バモス ア トマル ウナ コピタ
遅くて軽い夕食
スペイン人は、21時くらいから夕食を食べ始めます。一説によると、政府が、他のヨーロッパ諸国に合わせて早めに夕食を取る習慣を導入しようとしたところ、主要なテレビ局のニュース番組が21時から始まるため、失敗したとのこと。ニュースを見ながらの夕食は日本と同じですね。昼食でたくさん食べて、夕食の時間は遅いので、Bocadillo(ボカディジョ、スペイン風バゲットのサンドイッチ)やスープで済ませる人が多いです。
夕食は、オムレツ入りボカディージョにするよ。
Voy a cenar un bocadillo de tortilla.
ボイ ア セナル ウン ボカディジョ デ トルティジャ
テレビを見ながらの夕食が終わったら、シャワーを浴びます。日本のように浴槽につかる人はあまりいなくて、浴槽を水圧マッサージ付きのシャワーブースにリフォームするのが最近の流行となっています。
シャワーを浴びるね。
Me voy a duchar.
メ ボイ ア ドゥチャル
さて、そろそろ24時くらい。明日に備えておやすみなさい。
おやすみなさい。
Buenas noches.
ブエナス ノチェス
※カタカナの発音表記では、強音の部分を太字にしています。