スペイン語

おはようからおやすみなさいまでのスペイン語(2ページ目)

スペインの1日長く、ゆったりと時間が流れます。長い食事時間とシエスタの習慣が日本との大きな違いです。スペイン人の一日の生活を見ながら、日常会話で使えるフレーズをご紹介します。スペインに旅行に行ったら、リラックスした気持ちで使ってみてください。

執筆者:吉澤 史絵


ゆったり満腹ランチ

闘牛を数える

スペインのシエスタ。羊の代わりに数えるものは......

昼食時間は13時から14時からの会社が多いようです。1時間半から2時間とれる会社が多いので、家が近い人はちょっと帰って、テレビを見ながらランチ。そのあと、シエスタ(お昼寝)と言うことも不可能ではありません。

特にスペイン南部では、夏季の日差しが強すぎるため、14時から17時半くらいまでデパートやショッピングセンターを除く商店が昼休みを取ります。この営業時間は、土地によっては1年を通して取り入れられています。学生や老人など、時間に余裕がある人たちは、昼食後、外出してもすることがないため、涼しい家の中でシエスタをするのです。

昼食は、Menú del día(メ デル デア)とよばれるコース料理がお得です。前菜メイン、デザート、パン、飲み物がついてきて、8ユーロくらいから。日本でも大人気のpaella(パジャ)は、実は前菜に入ります。スペインでは、昼食がメインの食事となっているので、paellaの後にステーキやカツレツを食べるような人もいます。

ランチに行きましょう。
Vamos a comer.
モス ア コ

家でシエスタしてくる。
Voy a echarme una siesta en casa.
イ ア エチルメ ウナ シスタ エン 

仕事帰りの一杯

バル

会社帰りに軽く一杯は日本と同じ。

勤務時間は大体18時くらいに終わりますが、意外なことに、スペインも日本と同様に、上司や同僚が残業していると帰りづらいと感じる人が多いようです。
それでも、定時に仕事を終えた日には、同僚や友人、家族と待ち合わせて軽く1杯バルにビールを飲みに行きます。

軽く1杯どう?
¿Vamos a tomar una copita?
モス ア トル ウナ コ

遅くて軽い夕食

スペイン人は、21時くらいから夕食を食べ始めます。一説によると、政府が、他のヨーロッパ諸国に合わせて早めに夕食を取る習慣を導入しようとしたところ、主要なテレビ局のニュース番組が21時から始まるため、失敗したとのこと。ニュースを見ながらの夕食は日本と同じですね。

昼食でたくさん食べて、夕食の時間は遅いので、Bocadillo(ボカデジョ、スペイン風バゲットのサンドイッチ)やスープで済ませる人が多いです。

夕食は、オムレツ入りボカディージョにするよ。
Voy a cenar un bocadillo de tortilla.
イ ア セル ウン ボカデジョ デ トルテジャ

テレビを見ながらの夕食が終わったら、シャワーを浴びます。日本のように浴槽につかる人はあまりいなくて、浴槽を水圧マッサージ付きのシャワーブースにリフォームするのが最近の流行となっています。

シャワーを浴びるね。
Me voy a duchar.
メ イ ア ドゥチ

さて、そろそろ24時くらい。明日に備えておやすみなさい。

おやすみなさい。
Buenas noches.
ナス チェス

※カタカナの発音表記では、強音の部分を太字にしています。
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