小江戸・川越は昭和の風景も色濃く残す街
ここ川越は、「小江戸」の異名のとおり、江戸の面影をとどめた蔵の街としてあまりにも有名ですが、よく気をつけて歩いてみると昭和の風景を数多く残す街でもあることがわかります。昭和、懐かしいあの頃を探して川越を散策してみましょう。昭和の街・中央通り界隈
西武新宿線「本川越」駅から蔵造りの街並みが続く一番街まで歩いていく道は、地元住民ご用達、昔ながらの店がずらっと並んでいます。ここ中央通り界隈は、最近になって「昭和の街」と呼ばれ、人気エリアとなっています。トタン張りの古い家屋、電信柱、昔顔のマネキン、自然体の「昭和」にここでは出会えます。
「昭和の街」を歩いていると、店先などに顔出し看板が置かれているのを見かけます。これらは、川越市にある尚美学園大学と川越昭和の街の会による協同プロジェクトとして制作されたもの。
どれも力作ですよね。色々な種類があるので、探してみて下さい。
連繋寺の前の細い道(立門前通り)を少し入っていくと右手に見えるのは「旧鶴川座」。ここもかなりディープなスポットです。
旧鶴川座は、明治31年に芝居小屋として建てられた、築100年以上の木造建築です。様々に増改築を重ね今に至っていますが、建物の老朽化が著しく、現在は閉鎖されて中に入ることはできません。
昭和のアンダーグラウンドな雰囲気を感じることのできる一角です。
■旧鶴川座
住所:埼玉県川越市連雀町8-8(「麺屋ひな多」の隣)
地図:Google