住みながらインテリアを考えていくという方法
一人暮らしを始める前にメジャーをもって、いろんなインテリアショップをまわって好きな家具を見つけるのは、とても楽しい作業ですよね。でもHさんのように「住みながら考えていく」という方法も、おおいにアリ。入居して、しばらくその賃貸の空間に住みながら、そのスペースに合う家具や調度品を「じっくり検討して徐々にそろえていく」というHさんの考え方はいいな、と思いました。このとき大切なのは“とりあえず”という考え方をしないことです。
Hさんが入手して取り付けた北欧製のカーテン。こうして、じっくりと「気に入ったもの」を少しずつ買い足していくという姿勢は学ぶところが多いでしょう。陽が差し込むと、いい感じに透けてとても美しい。これも入居後に、日差しを確認した上で購入したそう。
一人暮らしをはじめるときには「本当に好きで良いものを少しずつ手に入れる」という方法も検討してみましょう。
通勤時間は「短い方がいい」とは限らない?
最後にHさんから、なぜ綱島なのか、そしてこの物件を選んだ理由ついてきいてみました。「じつは職場に近い中目黒エリアに住んでいました。仕事場にすごく近くて便利だったのですが、なにか落ち着かなかったのです」
職場に近いと逆に、つい仕事のことを思い出したり、考えてしまったそう。そこで、Hさんは同じ東横線沿線で多摩川を越えたエリア、横浜市の綱島を検討しまします。
そこで出会ったのがデザイン性も高いこの部屋。これは「大正解でした」とHさん。
「通勤時間はドア・トゥ・ドアで、だいたい30分。これが、ちょうどいいんですよ。この時間でオンとオフが切り替えられる。そして、居心地のいい空間に帰ってきて自分の時間を楽しむことができるようになりました。なにより、この部屋にいると、こころが安らぐんです」
今回、お聞きしたことで「家具や家電、調度品は住みながら気に入ったものを徐々にそろえていく」、そして「賃貸住宅では造り付け収納は多いほうがいい」という考え方もあることは、お分かりいただけたでしょう。
そして、一般によくいわれる職住近接=「職場が近いこと」は、場合によっては落ち着かないこともある、ということは、この春、新社会人や新入生になる人にとって新生活をはじめる上でヒントになるのでは?
Hさんが厳選したお気に入りのエレクトロニック・グッズたち。冷蔵庫やオーブントースター、そしてHさんが使っているいわゆるガラケーの携帯電話もamadana。木をうまく使った建築家・鄭秀和(てい・しゅうわ)さんによるamadanaのデザインが好きだという30代のデザイン好きの男性は多いようです。
※賃料や部屋の空き状況(2015年3月11日時点で2部屋空きあり)については、
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