収納や備え付けの設備を確認しましょう

「新生活」や「一人暮らし」を考えるときに、椅子やソファーはどうしよう? 収納家具は? サイドテーブルはデザイナーズがいいかな? などと考えがちですよね。 

でも、入居して住みながら「家具、いらないかも」という結論に達したHさんの考え方は興味深いものがあります。
収納

玄関を入って右側のオリジナルの造り付け収納たち。右のシューズボックスはかなりの量の靴類をしまうことができます。ブラインドはHさんが購入したドイツの「ハンターダグラス」のもの。

「この物件は造り付け収納十分すぎるほどあって、ほとんどのモノがしまえるので最初から収納家具を購入するつもりはありませんでした。使ってない引き出しや棚もあるほどです(笑)」

とHさんがいうように、収納が充実した物件では、それだけでモノをかなり隠すことができます。

造り付け収納が充実した部屋は、一人暮らしをするときに結構お金がかかる「家具購入」という初期投資もおさえられてコーディネートの幅も広がります。

そして、この物件はデザイン性の高いドイツのリンプルグ、デンマークのレ・クリント、そして有名な北欧デザインのルイスポールセン、などの照明器具もあらかじめ設えてあります。
キッチン

アイランド型のキッチン(下部はタップリ収納)からパウダールームを見たところ。左のIHクッキングヒーターの下の収納の上にある電子レンジは、Hさんが気に入って購入した日本を代表するデザイン家電ブランド「amadana」製。
 

このように、造り付け収納の多さや、あらかじめ設置された照明機器などのデザインは、一人暮らしの物件探しでコスト的にも大きなポイントとなります。 

ベッドやソファーは「マストアイテム」ではない?

2階は間取り図によると「ベッドルーム」になっていますがベッドがない! Hさんは「布団派」なのでした。

「この物件は収納がタップリあるので、布団をしまっておけば部屋を広く使えます。それに布団は自由に寝る向きを変えられるので便利なんですよ」
ベッドルーム

ベッドルームに造り付けられたアマヤホームの定番、3枚引戸の収納。右に写っているのが設計を担当した吉原社長。「このクローゼットは奥行き80センチあるので布団を3つ折りにして収納できます」とのこと。

布団をしまえるスペースがあればたしかにベッドはいりませんね。これは狭小な賃貸空間などでは取り入れたい方法のひとつといえるでしょう。

そしてHさん宅にはソファーやテーブル・デスクや椅子といった脚モノ家具、そして箱モノ=収納家具はひとつもありません。収納は「造り付け家具」を最大限に活用しています。
デスク

ベッドルームに、あらかじめ造り付けで設えられたポップなペイントの引き出しも付いているデスク。PC作業などに向いていますが、使い方は自由。

人それぞれのライフスタイルの問題なので一概にはいえませんが、「家具類を最小限におさえる」ということも、一人暮らしをするときに考えたい方法のひとつです。