COFFEEと珈琲の出会い
2015年3月5日。オープンを目前に控えたブルーボトルコーヒーの日本2号店「青山カフェ」にて、創業者ジェームズ・フリーマン氏と、大坊珈琲店主、大坊勝次氏が初対面の挨拶を交わしました。「COFFEE」と「珈琲」との出会い。
その翌日、1号店「清澄白河ロースタリー&カフェ」のオフィスでお二人の対談がおこなわれました。テーマはブルーボトルコーヒーに影響を与えたという日本の喫茶店文化、そして大坊珈琲店について。フリーマン氏の目にはどう映り、どのように理解されているのでしょうか?
かたや1975年に創業した日本の伝統的な自家焙煎ネルドリップ珈琲の名店。かたや2002年にサンフランシスコで創業し、急成長を遂げた新進コーヒーショップ。対照的な背景を持つ両者の間でどんな言葉が交わされたのか、本記事でお届けします。
大坊珈琲店とブルーボトルコーヒー、接点その1
「自分たちの店作りの原点は日本の喫茶店文化である」。フリーマン氏はたびたびそう表明してきました。彼がとりわけ好きなお店として名前を挙げる3軒は、カフェ・ド・ランブル、茶亭羽當、そして、ビルの取り壊しにより2013年末に惜しまれつつ閉店した大坊珈琲店。
大坊珈琲店とブルーボトルコーヒー、接点その2
港区南青山3-13-20、大坊珈琲店があった住所。
港区南青山3-13-14、ブルーボトルコーヒー青山カフェの住所。
そう、偶然にも、青山カフェは大坊珈琲店のすぐ裏手に誕生したのです。それでは、対談のスタートです。
shop data
ブルーボトルコーヒー 青山カフェ(2015年3月7日オープン)
【住所】東京都港区南青山3-13-14
【OPEN】10:00~21:00
【COLSE】無休
【MENU】ドリップコーヒー(シングルオリジン 550円、ブレンド450円)
エスプレッソ(エスプレッソ450円~、カプチーノ500円)他