見学には案内ツアーがもれなくついています
ガイドの案内役だったヘイワード氏。ナイスガイ。
見学者(団体)には基本的に、同社OBが案内役として付いてくれ、懇切丁寧に展示品の解説をしてくれます。所要時間は1時間程度。もし訪問の時間的なリクエストがあれば、事前にメールか電話で伝えておく事をおすすめします。
ちなみに、ガイドが訪れた時の案内役は1945年に前身会社であるBritish South American Airwaysに航空交通整理管として入社し、キャリアを重ねて1989年に退社、その後、案内役として勤務しているキース・ヘイワード氏。
1946年の戦闘爆撃機を改造した旅客機からコンコルドまで、歴代の飛行機に現役で関わってきたことへの誇りが節々に感じられました。「自分は根っからの飛行機マニアである」と穏やかに微笑む姿が印象的なジェントルマンです。
旅客機の歴史は20世紀初頭まで遡る
ガイドが訪れた際は、ヨーロッパからのプレス関係者と思われる団体も見学で訪れていました。展示敷地は1フロア(地下は資料室)と、それほど広くはないのですが、歴代の飛行機模型、記録書類、制服、写真、ポスター、マニュアルなどが所狭しと、しかし整然と展示されています。
故ダイアナ妃の貴重な直筆署名も
強調な直筆署名
1986年4月1日の日付が見て取れる、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の貴重な直筆署名も。皇室関係者が搭乗した際は、必ずこのように署名をする習慣があるとのことです。ちなみに偶然にも、同年の5月に、故ダイアナ妃は、日本を初めて公式訪問し、日本で「ダイアナ・フィーバー」が起こったと伝えられています。