オークションの目的
オークションは、宝石などの高級品、ワインなどの嗜好品、そして今回ご紹介する美術作品など、幅広いものを取り扱うことができる売買の場です。例えばあなたが持っている美術作品を売りたいとき、買ったところに持って行くこともできますが、オークションに出すということもできるのです。また、あなたが作品を買いたいとき、どこで買えばいいのか分からないと悩むならオークションに参加してみてはいかがでしょうか。
オークションはそういった売買のニーズに基づき、せり方式で、作品の値段を買いたい人たちが決めていきます。その価格が思いもかけず高値になったときはニュースになったり、美術作品の市場にも影響を及ぼすこともしばしば。
オークションは美術作品の価値づけの場とも言えるでしょう。
オークションの仕組み
下見会
美術作品の場合、まず、売りたい作品をオークション会社に託します。その託した作品が、オークションに出品される作品です。
オークションの様子。
パドル(札)を挙げる人がいます!
会場では、パドル(札)を持った人が自分が購入したい値段を叫ぶ姿を見ることができますし、 途中で電話の入札もあります。
オークションが始まると会場はにわかに活気づき、オークショナーが高く価格をつけた人を指していきます。
電話で入札も!
いかがだったでしょうか?
作品の値段が決まった瞬間。
もしチャンスがあれば、皆さんもぜひオークションに参加してみてくださいね。
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