教育費がかかる時期なのに、衝動買い体質から抜け出せません
高収入だが、貯まらない家計に……衝動買いをやめたい
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■相談者
高尾山子さん(仮名)
女性/45歳/会社員
東京都/持ち家・一戸建て
■家族構成
夫(47歳/会社員)、長女(12歳/小学6年)、長男(11歳/小学5年)
■相談内容
貯蓄は毎月結構している方だと思うのですが、結局それを使ってしまいます。主に私の洋服代などに消えてしまい、それをなかなか止めることができません。毎日残業などでストレスが溜まり、つい衝動買いをしてしまうのです。また、疲れているのでお惣菜が多く食費がかさんでしまいます。来年子供が私立へ行く予定なので、どうやって教育費を貯めたらよいのかわかりません。また、家の外壁塗り替えもしたいので、その費用(150万円)を貯めたいです。それと老後も心配なのですが、主人は個人年金保険に加入したほうがよいのでしょうか?
■家計の収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使いみち
これまでは、年間180万円のうち80万円を貯蓄に回し、そのまま住宅ローンの繰上返済をしていた(今年から繰上返済はせず、その分、教育費に回す予定)。また、保険料の年払いにも充てていた(今年から月払いに変更)。残りは支出。ここ数年での大きな支出は、ソーラーシステムに200万円、クルマに250万円。旅行は年間に20万円くらい支出。
(2)住宅ローンの内容
借入開始2004年3月、借入額3900万円、ローン残高1700万円、変動、金利1.25%、返済期間30年、ボーナス払いなし。
(3)衝動買い(主に洋服)の内容
毎日のネットショッピングでつい購入してしまう。朝早起きしてから、通勤
時間中、あと会社での休み時間などを利用。購入額は月5万円くらい。
(4)教育費11万円の内訳と教育進路
●ピアノ:1万2000円×2人
●バスケットボール教室:8000円×2人
●英会話:8000円×1人(夫。4月より長女も入れる予定)
●そろばん教室:7000円×2人
●家庭教師:10000円×2人
●サッカー:8000円×1人
●ゼミ:2万円×1人(長女。4月より長男も入れる予定)
上記に加え、4月より長女の私立中学校の学費として月5万円(年間60万円)
と、家庭教師を1日増やすので1万円アップ。さらに長女の英会話と長男のゼミの費用が発生すると、さらに2万8000円アップ。また、長男も同じように中高一貫を考えている。
(5)教育資金の準備
長女・長男/学資保険(18歳満期、満期金200万円、祝い金20万円) =
毎月の保険料2万3000円
■FP八ツ井慶子からの3つのアドバイス
・アドバイス1 貯蓄をするなら「すべての支出」を改善すべき
・アドバイス2 思い切ってスマホとクレジットカードを手放す
・アドバイス3 子どもたちと過ごす時間を率先して作ろう
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