淡嶋神社 雛流し(あわしまじんじゃ ひなながし)
女性の神様として知られる淡嶋神社。紙でつくられた小さな人形(ひとがた)を流してケガレを清めるのが、いにしえのひなまつり行事の原型ですが、この行事がユニークな点は、紙ではなく、実際のひな人形を舟に乗せて海に流すところです(現在では環境問題もあり、海に流したひな人形は後ほど回収されます)。
○淡嶋神社 雛流しの主なスケジュール
3/3 12:00~神社で神事開始
その後海岸へ移動 13:30頃に終了予定
○淡嶋神社 雛流しの見どころ
正午に神社境内でお祓いののち、全国から奉納されたひな人形を白木の小舟3隻に乗せて担がれ、近くの海岸へ向かいます。宮司がお祓いし、子供たちとともに、ひな人形が乗せられた小舟を海に流します(写真2枚目)。
写真を撮る人は、海岸で待機していることが多いです。
奉納されるひな人形は、子供たちが大きくなって役目を終えたひな人形です。奉納は、神社に直接持ち込みのみの受付となっています。境内はいつも、「ひな人形博物館」のような風情をみせてくれます。
●淡嶋神社 雛流し
開催期日:毎年3月3日(毎年同日)
アクセス:南海加太線加太駅下車徒歩約15分
神社ページ(加太観光協会):
http://www.kada.jp/awashima/