MAZDA(マツダ)/CX-5

マツダCX-5が質感向上でより大人の雰囲気に!

マツダのミドルサイズSUV「CX-5」。アテンザとともに大幅改良を受けたが、「スカイアクティブ全部のせ」の第一弾が内・外装、安全や走りの領域まで大幅に改良されたことで大きく商品力をアップさせている。そんなCX-5の魅力を徹底分析!

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

クオリティアップを図ったマツダCX-5

マツダCX-5

マツダCX-5は全長4540×全幅1840×全高1705mm。写真は2.2Lクリーンディーゼルの「SKYACTIVE-D」搭載車


アテンザとともに大幅改良を受けたのがマツダのミドルサイズSUV「CX-5」。マツダの「スカイアクティブ」技術を全面採用した初のモデルで、2012年2月の発売だから3年を待たずに大幅改良を受けたことになる。

同時に大幅改良を受けたアテンザのインパネほどのインパクトはないが、それでも内・外装のデザイン、安全を中心とした装備、走りの領域まで抜かりなくリファインされている。

エクステリアでは、主査いわく「誰が見てもSUVらしく見えるように」とデザイナーに注文をつけたそうで、北米市場では「SUVはSUVらしく見えることが大切」という事情もあるようだ。

一見、クロームに見えるフロントグリルが大幅改良前との分かりやすい識別点だが、こちらはクロームではなくグレーメタリックの塗装で、水平基調のフィンを採用し、より引き締まった印象を受ける。なお、グレーメタリックの塗装はアテンザとは少し違う色味だそう。

ユニット内シグネチャーLEDランプの採用によりヘッドランプも上質で、より豊かな表情に感じさせる。足元では19インチアルミホイールを切削加工とガンメタ塗装を施すことで、立体感を抱かせるデザインに変更されている。

インパネは力強いワイド感を強調

マツダCX-5

新たに電動パーキングブレーキの採用でセンターコンソールがすっきりとした印象に。アルミ調パネルやサテンクロームのバー、ピアノブラック調パネルなどにより上質感を演出しているほか、マツダ・コネクト対応のディスプレイを配置する


インパネは、先述したようにアテンザほどの変わりようではないが、インパネアッパー部のデザインを変更し、ワイド感を抱かせる空間に変更されている。

装備では電動パーキングブレーキ(EPB)や「マツダ・コネクト」の採用などがニュースで、コンソールボックスやフロントドアポケットなどのポケッテリアも容量が拡大され、使い勝手が向上しているのも朗報だ。

次ページは、マツダCX-5の洗練された走りについて
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます