MAZDA(マツダ)/CX-5

マツダCX-5が質感向上でより大人の雰囲気に!(3ページ目)

マツダのミドルサイズSUV「CX-5」。アテンザとともに大幅改良を受けたが、「スカイアクティブ全部のせ」の第一弾が内・外装、安全や走りの領域まで大幅に改良されたことで大きく商品力をアップさせている。そんなCX-5の魅力を徹底分析!

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

2段階の設定が可能なレーンキープアシスト

マツダCX-5

レーンキープアシストはインパネのスイッチを押すと作動状態(スタンバイ)になり、スイッチを押すかエンジンを停止すると解除される


今回、アテンザとCX-5に搭載されているレーンキープも体感したが、60km/h以上で走行中にウインカーを出さずに車線を超えようとすると、ステアリングが振動したり警告音で注意したりするほか、ステアリングに加わるトルクアシストによりドライバーの操舵をアシストするもので、その制御(介入が遅い/早い)具合を好みにより2段階から選べるのも特徴だ。

遅いモードなら介入が煩わしく感じることもなく、介入が早いモードなら車線内の中央を維持しようとするもので、その制御はたとえば積極的に介入してくるメルセデス・ベンツのそれよりも個人的にはスムーズに感じた。

レーンキープは「PROACTIVE」もしくは「Lパッケージ」に用意されるから、高速道路を使ったロングツーリングが多い人には、レーダークルーズコントロールも加えて選択したいところ。
マツダCX-5

2015年の1月上旬から発売されているマツダCX-5は、通常のマイナーチェンジの枠に収まらない大幅改良を受け、内・外装のリフレッシュだけでなく、安全装備や乗り心地など走りの面も進化を遂げた


そのほか、シートの座り心地の向上や、4WDを新世代に移行させて実燃費の向上を図った4WD仕様などユーザーにうれしい改良点も数多く盛り込まれている。競争の激しいミドルサイズSUVだが、今回の大幅改良でCX-5の巻き返しは間違いないだろう。

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