リスク管理、税制優遇で資産の最大化を目指す

若いうちは積極的にリスクをとれる!

若いうちは積極的にリスクをとれる

超低金利の預金だけで十分な老後資金を準備することは難しい時代。資産運用は退職金を頼れない人にとって大きな味方となってくれるスキルです。自分の資産は積極的に運用に回して、預金金利以上の収益を稼いでもらうことで蓄財のペースはちがってきます。

持っている資産の最大化を目指すためにも、若いうちは比較的高いリスクを取ってもよいでしょう。リタイアまで2~30年もあれば、かりに目先失敗しても、挽回できるチャンスは何度でもあるからです。とはいえ、初心者の人に個別株などはお勧めしません。リスクが高すぎると失敗する可能性もそのぶん大きくなりますし、値動きが気になって本業である仕事のほうに影響を及ぼすこともあります。

やはり大事な老後資金づくりの運用は、投資信託やETFを使った長期投資をお勧めします。世界の株や債券に幅広く投資することで、比較的安定した運用成果を目指せます。たとえば毎月6万円の投信積立で、約3%の利回りで運用できた場合、20年後には約2000万円、25年後には約2700万円をつくれます。

あるいは運用期間が長くリスク許容度の高い最初の10年間は高めのリスクをとって5%の利回りを狙い、次の10年間は2.5%の利回りを狙った安定した運用に切り替えていくという方法もよいでしょう(モーニングスター「資産形成のための利回り計算」)。

税制優遇のある制度を活用すると効率的です。少額投資非課税口座であるニーサを活用するもの一つの方法ですが、勤続している企業に企業年金制度がない場合は個人型確定拠出年金制度の利用が有利です。運用益非課税で運用できる上、拠出した掛金は全額所得控除の対象となるため、所得税、住民税を減らすことできます。そして60歳まで資金を下せないぶん、確実に老後資金を準備することができます。

自分という最大の資産を活かして年金作り

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老後資金作りは、なにもお金を貯めることだけではありません。自分という最大の資産を活かして長く働ければ、老後の生活資金のかなりの部分をカバーできます。たとえば会社を退職してから、夫婦お互いが月10万円を稼ぐことが出来たらどうでしょう。二人で月20万円ですから、年間240万円、5年間で1200万円、10年間では2400万円になります。

月10万円を稼ぐというのは、それほど高いハードルではないでしょう。ただ、時給700円のアルバイトでは勤務時間も長くなり体力面が気になります。できるだけ自分が得意とする分野で、長年の経験を活かせるような稼ぎ方を目指したいもの。自宅で教室を開く、講師やアドバイザーになるなど様々な道があります。最近はウェブ上でコンサルを行うなど、個人が自分次第で自由なスタイルで仕事ができる環境が整っています。

実際に70代などで生き生きと活躍する方がみなさんの周りにもいるでしょう。生きがいである仕事を楽しみながら自分の年金を生み出していく。そんな60代や70代になるためには、今から自分の力を発揮できる分野を見つけ、専門スキルをしっかりと磨いていくことが必須です。

資格を取ったり、講座に参加したりなど、自分に投資することも必要でしょう。本当に好きな事であれば、そこはできるだけ出し惜しみはしないこと。「いざとなれば稼げばよい」という自分自身への信頼を蓄積していくことが大事です。自分への信頼の厚い人は、稼ぎ方の面でも資産運用の面でも安全地帯から抜け出すことができ、自分らしく未来をつくることができるでしょう。

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