かすみ草…時には主役としてかすみ草だけを飾ってみるのも素敵
かすみ草をプリザーブドフラワーに
かすみをかけたような無数の白い小花を咲かせます。小さなく可憐な花のカスミ草はどんな花にも合い、アレンジメントや花束によく使われています。一年草と宿根草がありますが、一見、同じように見えるカスミ草は種類も多く、花の大きさも小さなものから大きなものまで、又一重咲きと八重咲きもあります。カスミ草は普段は全体で見る事が多いのですが一輪、一輪見ると、とても可愛らしい花の姿をしています。
花言葉も、「夢見心地、清らかな心、魅力、無邪気」とカスミ草の花のイメージそのものです。いつもは名脇役のカスミ草、時には主役として、カスミ草だけのブーケーや花瓶にカスミ草だけを活けてみるのも素敵です。
かすみ草プリザーブドフラワーの作り方
プリザ脱水液、保存液
カスミ草をプリザーブドフラワーにするには2種類の方法があります。
方法1:脱水液(A液)で脱水をして、保存液(着色液B液)に浸けて作る方法。この方法では2液を使います。
リーフ液ピンク
方法2:リーフ液を使用します。リーフ液は1液で使用します。花瓶等に花を挿しながら花に水の替わりに吸い上げさせてプリザーブドフラワーにします。
リーフ液には色々な色がありますが、今回はピンクを使います。
2液でかすみ草をプリザーブドフラワーにする方法
脱水液
1.脱水液を用意します。
かすみ草脱水
2.脱水液入れた容器にカスミ草を容器に入る大きさ切り分けて入れます。約1時間くらいで透明だった脱水液が写真のように黄緑色になってきます。6時間以上浸けて置いて下さい。
かすみ草着色
3.保存液(B液)を用意します。B液は色々な色があり、着色液とも呼ばれています。今回は「クリアーピンク」を使用します。
4.脱水後のカスミ草を保存液(B液)に移し替えます。B液に一度に入れらない場合は入る分だけ、先に仕上げて、後から残りを入れて仕上げて大丈夫です。保存液には8時間以上浸けて置きます。
5.保存液(B液)から出した後、再度、A液で洗浄して下さい。 そっと脱水液(A液)の中に入れて、5秒~10秒くらいで取り出して下さい。
かすみ草洗浄
6.自然乾燥です。ネット状や網のような液が切れるような台の上に乗せて乾かすと早く乾き良いでしょう。
かすみ草乾燥
1液でかすみ草をプリザーブドフラワーにする方法
リーフ液ピンク
1.リーフ液を用意します。リーフ液には色々な色があります。リーフ液どうし色を混ぜる事も可能です。今回はカスミ草をピンクにしたいのでピンクのリーフ液を使用します。
2.カスミ草を入れる為の瓶やグラスを用意します。
3.瓶にリーフ液を1.5センチ~2センチほど、入れます。
グラスにも同じくリーフ液を1.5センチ~2センチほど、入れます。
4.カスミ草を切り分けてリーフ液の入って瓶に挿します。
かすみ草リーフ液
同じ様にグラスに入れます。グラスは高さがあるので飾っていても綺麗に見えるようにバランスを考えてカスミ草を切り分けて入れて下さい。
マグカップにかすみ草を
使わなくなったマグカップにもカスミ草を飾りましょう。もちろん、今回は水の替わりにピンクのリーフ液を入れています。
5.3時間~5時間くらい経つとカスミ草がピンク色に染まってきます。吸い上げが良い時は1時間くらいでもどんどんピンクになってくる事もあります。グラスに入ったカスミ草もリーフ液を吸っていきます。リーフ液が無くなってきたら足してあげましょう。
6.3日くらい経つと全体にしっかりとピンク色になります。
この様にリーフ液で作るカスミ草は花を飾りながら、プリザーブドフラワーになるプロセスを楽しみながら作れる方法です。但し、花の吸水する力に頼ってプリザーブドフラワーにする方法なので、花や葉っぱ類が元気で無いと仕上がりが綺麗に出来ません。2液で作る方法は浸けた総べてのカスミ草がプリザーブドフラワーに仕上がります。それぞれ、仕上がりの風合い、色目も違って来ます。用途に応じて、カスミ草をプリザーブドフラワーにする方法を選んで下さい。
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